神戸市須磨区の「ぎゃらりーゆふ」で開催されている、陶芸家の馬川晴美さんの陶芸展「紫陽花のうた」を見てきました。
日頃からいろいろクラフト制作活動等についてアドバイスなどをいただいて、親しくしていただいている陶芸家の方です。
伺った時はご不在でしたが、馬川さんのプロフィールに添えられた言葉に、作品は、ひとつに持ち味を大切にされているとのこと。
器を持った時のバランスや感触など、それは、器の使い勝手につながるとても重要なこととして作品作りをされているとのことでした。
確かにどの器を取っても、手にしっくりと収まり、重さも適度で、とてもバランスがいいのです。
作陶の修業時代を経て、長い年月をかけて、沢山の作品作りをされてこられた方だからこそできる器だと感じました。
そして、上品で、現代的な文様や象嵌が作品を引き立てて、 和食、洋食のどんなシーンでも使える器になっています。
日頃、漠然と木の器を作っている自身にとって、器のあるべき姿とは何かを考えさせられ、非常に得るものが多い作品展でした。
馬川晴美 陶芸展「紫陽花のうた」
2016年6月4日(土)~12日(日)
ぎゃらりーゆふ 兵庫県神戸市須磨区竜が台6-14-6