書と木工で奏でる晩秋展が終了しました

書道家の近藤朱鳳さんと、2021年11月19日(金)~21日(日)まで、神戸市中央区の兵庫県民会館内 兵庫県民アートギャラリー1F特別展示室にて開催しておりました、「近藤朱鳳・田中陽三  書と木工で奏でる晩秋」展が終了いたしました。
開催日前日の開場設営の段階から、興味を持たれた方が、沢山会場に入って来られると言う始まりでした。
本番の3日間は、連日沢山の方に会場に足を運んでいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私としましては、書道家の方との初めての展示会で、どのような雰囲気になるのか、不安な部分もありましたが、なにか不思議と、作品が違和感なく馴染んで、とても素晴らしい展示空間ができたと思います。
美しく慈悲深い書に包まれ、花を入れていただいて生き生きとした器とともに、なんとも幸せな時間を過ごすことが出来ました。
会場にお出でいただいた皆さま、書道家の近藤朱鳳さんと展示会を支えていただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

2021年11月22日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

書と木工で奏でる晩秋展 始まりました

書道家の近藤朱鳳さんと、2021年11月19日(金)~21日(日)まで、神戸市中央区の兵庫県民会館内 兵庫県民アートギャラリー1F特別展示室にて開催させていただく「近藤朱鳳・田中陽三  書と木工で奏でる晩秋」展が始まりました。
書道家の近藤朱鳳さんの作品は、国内外で高い評価を受けれおられる作品ばかりですが、拙い私の木の器作品とも、馴染んでいただくことができて、私としては、とても良い展示空間ができたと思います。
また、私の器にお花を入れていただいたことで、とても引き締まった雰囲気となりました。
初日の開場とともに沢山のお客様にお出でいただけて、とても嬉しく思います。
期間中は、終日会場に居りますので、ご高覧いただけますと幸いです。
なお、作品の販売はいたしません。

期間 2021年11月19日(金)~21日(日) 11:00~18:30(最終日は17:00まで)

会場 兵庫県民会館内 兵庫県民アートギャラリー 1F特別展示室
神戸市中央区中山手通4‐16‐3

 

2021年11月19日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

書と木工で奏でる晩秋展

この度、ご縁をいただきまして、書道家の近藤朱鳳さんと、2021年11月19日(金)~21日(日)まで、神戸市中央区の兵庫県民会館内 兵庫県民アートギャラリー1F特別展示室にて「近藤朱鳳・田中陽三  書と木工で奏でる晩秋」展を開催させていただきます。
書道家の近藤朱鳳さんは、国内外で活動されておられる方で、アメリカ・ニューヨークでも度々個展をされておられます。
私とは、いささかレベルの違いを感じるところですが、私の作品に興味をお持ちいただいて、ご一緒させていただく機会をいただきましたので、できるだけ良い展示会としたいと思います。
会場は、設備の整った広い会場ですので、私は、これまでの木の器製作の通過点を見ていただく展示会と位置付けて、これまであまり紹介することのなかった作品なども展示をしたいと思います。
期間中は、終日会場に居りますので、ご高覧いただけますと幸いです。
なお、作品の販売はいたしません。

期間 2021年11月19日(金)~21日(日) 11:00~18:30(最終日は17:00まで)

会場 兵庫県民会館内 兵庫県民アートギャラリー 1F特別展示室
神戸市中央区中山手通4‐16‐3

2021年11月15日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

月蛙展を見てきました

先日、月蛙こと画家の石野善浩さんの個展を姫路市のギャラリールネッサンス・スクエアーへ見てきました。
画家の石野さんとは同じ年齢と言うこともあって、親しくさせてもらっています。
この度の「月蛙展 複数の私をかき混ぜる1992~2021」と言うタイトルの個展には、これまでの画業の集大成のような雰囲気もあって、深い表現力のある作品が並び、とても見ごたえのある個展でした。
東京藝術大学の大学院を修了して、画家となり、沢木耕太郎のようなスタイルで、アジアからヨーロッパを旅するなど、お互い同じ年齢で、同じだけ時間を過ごしてきたとは言え、磨いてきた感性や能力、表現力の豊かさの差を大いに感じました。
何かを想像して、第三者に伝えることを仕事にしていることに関しては、お互い似ているのですが、私などは、もっともっと深める努力をしていかなければならないと感じるところです。
私は、同ギャラリーで12月に開催されるチャリティー展用の作品を納品してきました。
その詳細は、後日お知らせします。
現在開催中の月蛙展、ぜひご覧いただければと思います。

ギャラリールネッサンス・スクエアー
兵庫県姫路市三左衛門西の町205-2 株式会社パナホーム兵庫1F
2021年11月6日~11月21日(水曜休み)10:00~18:00

2021年11月12日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

アート・クラフトフェスティバルinたんば2021終了しました

今年で30周年を迎える、アート・クラフトフェスティバルinたんば2021が終了しました。
3年ぶりの野外フェアへの参加でしたが、好天にも恵まれ、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
ひっきりなしに、ブースを訪問してくださる、お客様、友達、取引先の方、作家の方、SNSつながりの方など、お会いしたいと思っていた方が、皆さんやって来てくださって本当に感謝です。
最近は、コロナ禍であまり人と会う機会も少なかっただけに、こんなに沢山の方と喋ったのは、日差しぶりで、少々喋り疲れましたが、でも楽しくてしょうがない時間でした。
11月開催で、いつになく紅葉の美しいロケーションも素晴らしいのですが、会場では、ブースの傍に宿泊用テントを張って泊まれるので、小さな子供たちが、テントで遊んだり、お昼寝をして過ごしたり、ペットも同伴可能なので、とてもアットホームなフェアの空間がなんとも心地よい雰囲気でした。
こんな雰囲気のクラフトフェアは、全国的にもあまりないのではないかと思います。
最近では、野外のクラフトフェアには行かなくなってしまったのですが、やはり地元開催の「アート・クラフトフェスティバルinたんば」だけは、出展したくなります。
フェアにお出でいただいた方々、運営に携わっていただいた方々に、こころより感謝申し上げます。

2021年11月8日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

明日からアート・クラフトフェスティバルinたんば

明日から始まる、アート・クラフトフェスティバルinたんば2021に出展します。
全国からおよそ140組のクラフト作家が集い、広大な芝生のギャラリーで作品展示を行います。
今日は、事前の搬入と会場運営のお手伝いに行って来ました。
およそ3年ぶりの野外クラフトフェアへの出展で、テント設営やら什器の準備やら久しぶりで捗らず、右往左往しながらの設営。
運営に携わっている多くのクラフト作家の方とは、親しい人がほとんど。コロナ禍で出歩くことが少なかっただけに、運営お手伝いでの久しぶりの再会が、とても楽しい。
会場の公園の樹木の紅葉がとても美しく、イベントを演出してくれています。
雨の多い丹波のクラフトフェアですが、2日間とも穏やかな天気の予報で、楽しく過ごせそうです。
行楽を兼ねて会場へお運びください。
私たち夫婦は、芝生広場の中央付近にテントを張っています。
日時:2021年11月6日(土)10:00~17:00   7日(日) 9:00~16:00
会場:兵庫県立丹波年輪の里  兵庫県丹波市柏原町田路102-3
2021年11月5日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

手刳りのお椀

最近、お客様などからのご要望もあって、お椀を作ることが多くなりました。
私のお椀は、木工ろくろを使わない手刳りによるお椀なので、少々いびつなお椀ではあるのですが、私が思うところの使いやすく、かたちの良いお椀とはと言う思いで作っています。
今回作ったのは、直径13.5センチ、高さ10センチの栗の木を彫った少し大ぶりなお椀で、たっぷり入る多用途なお椀です。
お椀と一口に言いても、数百年前から使われ、多種多様な形状のものが存在するだけに、理想のかたちとはを考えるほどに、そのシンプルにして奥の深さを感じずにはいられません。
今、私が理想と感じるお椀を、手の中から刳り出したのが現在のお椀です。

木のお椀

2021年11月2日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

アート・クラフトフェスティバルinたんば2021に出展します

2021年11月6日〜7日に開催される、アート・クラフトフェスティバルinたんば2021に、工房えらむは、木の器と織の夫婦で出展いたします。
アート・クラフトフェスティバルinたんばは、今年で30周年を迎えます。
今では、沢山のクラフトフェアが全国各地で開催されていますが、30年を迎えるフェアは少ないのではないかと思います。
最近は、野外のクラフトフェアには、ほとんど出展しなくなってしまったのですが、およそ25年前、このフェステイバルに出会わなかったら、たぶんプロとして活動していなかっただろうと思う、思い入れのあるイベントとして、今のところ唯一出展しているクラフトフェアとなっています。
フェスティバル会場は、工房から車で1時間。 私たちにとって、もっとも身近で、そして作家活動をして行く上で、たくさんのものを得たフェスティバルです。
私たちは、出展を続ける中で、親しくお付き合いさせていただくことのできる、たくさんの作家の方やお客さま、そしてお店の方、ギャラリーの方と出会う機会を得ました。
このクラフトフェア特有のゆったりとした空気感の中で、自身の作品を提案し、お客様の反応や意見を活動の礎として、今、クラフト製作を職業として活動させていただいていると思います。
会場で皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

詳細はアート・クラフトフェスティバルinたんば2021のホームページにて → click

 

 

2021年10月30日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

珈琲とぱんに纏わる物語 展

兵庫県加古郡稲美町にある、てしごと日日さんで10月28日から開催される「珈琲とパンに纏わる物語」展に出品させていただきます。
てしごと日日さんは、器を中心としたてしごとのお店で、とても落ち着いたブロカントな雰囲気のお店で、今年2周年を迎えられます。
珈琲とパンに纏わる道具をテーマに、いろいろな作家の方の作品が集められています。
私は、オーナーさんの希望を取り入れた、作りおろしのパン皿を出品させていただきました。
栗の木を彫って、彫り跡をそのままに蒔地の漆塗りのお皿です。
オーダーはいただいたものの、正直ちょっとパン皿とは、かけ離れたイメージがあったのですが、オーナーさんが早速コーディネートして使っていただくと、この地味な皿が、なんともしっくり馴染むので、オーナーさんのセンスに脱帽でした。
とても雰囲気のあるお店ですので、ぜひお訪ねください。

てしごと日日   Instagram → click
兵庫県加古郡稲美町国岡550-13
TEL 090-8524-1144
基本Open、水木金曜、時々土曜。
10時半〜16時

栗の板皿

栗の木の、少し面白い杢目の板を使って作った板皿を、拭き漆塗りで仕上げました。
なかなか味わい深い杢目だけに、上手くいかして作品をと言う思いで、単純ですが板皿にしてみました。
縦21×横13×厚さ1.2センチサイズ。
あまり杢目を強調しすぎるのもどうかと、表目は、四方反りの豆かんなでラフに仕上げています。
漆を塗ると、そこそこ杢目と相まって味わい良い雰囲気になったかなと思います。
サイズ的には、板皿としても、湯呑とお菓子をのせたりして、銘々皿的に使うのも面白いかと思います。
いい杢目の板を使うと、それなりにいい雰囲気の作品が出来ますが、杢目頼みでもいけないと思います。とは言え、木の作品作りの魅力は、自然が創り出す木の表情を生かすことにあると思います。

2021年10月24日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ