5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEAR YOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催しております個展に出品中の木の抹茶茶碗です。
栗の木を彫って作って、杢目を生かしながら拭き漆塗りで仕上げています。
見込みの部分は、手彫りの跡に抹茶が残らないようにするためと、茶筅で漆が剥げやすくなるので、溜め漆塗りで仕上げています。
時節柄、野点をされたり、アウトドアでお茶を楽しんだりされる時に、木の抹茶茶碗は軽くて壊れにくいことから、気軽にお使いいただけると思います。
よろしければ会場で手に取ってご覧ください。
期間 2025年5月1日(木)~15日(木)11:00~19:00
会場 Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店 東京都渋谷区神宮前4丁目9−1
https://dearyou.jp/
2025年のアーカイブ
JIMOTO select いちいち へ納品
2025年5月11日に、兵庫県小野市の国宝 浄土寺の前にオープン予定の、小野市の特産品や工芸品、雑貨等を販売される「JIMOTO select いちいち」に私の作品を納品させていただきました。
オーナーさんのもっと兵庫県小野市のモノをPRし、地域活性化につなげたいと言う思いをかたちにされたセレクトショップです。
小野市を中心に北播磨地域の地場産業のもの、特産品の雑貨や食品、地元作家の工芸品や布製品などオーナーさんがセレクトされた、商品が販売されます。
これまで、こうした商品を販売されるところがあまりなかったので、素晴らしい非常に楽しみなショップです。
納品時は、まだオープンに向けての内装工事の追い込み中でしたので、お店の外観のみの写真で紹介させていただきます。
お店のすぐそばにある鎌倉時代に創建された浄土寺 浄土堂と堂内に祀る阿弥陀三尊は仏師快慶の作でともに国宝に指定されいます。
堂内に西日が差し込むと、阿弥陀三尊が幻想的に浮かび上がり、荘厳な現世の浄土を顕わすことで全国的に有名です。
5月11日のオープンの際は、ぜひお訪ねください。
「JIMOTO select いちいち」
兵庫県小野市浄谷町3294-1 10:00~17;00 定休日 火曜日、第2・4月曜日
東京滞在中の訪問
一か所目は、駒場の日本民芸館。もう30年ぶりぐらいの訪問となります。
この度の企画展は、「民芸 無作為の美」深沢直人が心を打たれたものたち。
二か所目は、六本木の国立新美術館で開催中の第99回 国展(国画会展)。
工芸部門などを中心に見てきました。
どちらも民芸的な自然や生活の中から生まれてきた、美しさ、親しさ、愛おしさなどを表現してきた様々な作品の数々。
自身の作品作りの上で、学ぶべきところが非常にたくさんありました。




Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店での個展始まりました



東京での個展開催
2025年5月1日から15日まで、東京表参道にあります、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて個展をさせていただきます。
会場となるお店は、選び抜かれた日本茶やコーヒーと日本酒を楽しんでいただける、雑貨店併設の洗練されたお店で、外国人観光客の方が多く利用されています。
昨年訪問させていただきましたが、日本の繊細な工芸品や生活用品を展示・販売され、リラックスできる環境で飲み物などを味わっていただくことができる素敵なところです。
オープンなお店ですので、気軽に展示会のみの見学、購入していただけます。
写真の作品は、栗の木と栃の木を彫って漆塗りで仕上げた箱です。
私は、5月1日(木)に在廊予定です。
よろしければ会場へお立ち寄りください。
期間 2025年5月1日(木)~15日(木)11:00~19:00
会場 Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店 東京都渋谷区神宮前4丁目9−1
丸い箱
栗の木と栃の木で円形の箱を作りました。
箱は、直径12㎝の円形で、深さは4㎝です。
箱の器の部分は、栗の木を刳り抜いて、蓋の部分は、栃の木の杢目の美しいところを使っています。
丸い箱ですが、木工ろくろは使用せず、手で彫って作っています。
手で彫った微妙なゆがみや、ゆらぎに緩やかな気分を感じてもらえるといいなと思います。
漆塗りで仕上げています。
料理を入れても、ちょっとした小物入れとしても、使い方は自由です。
いくつかの種類を作っています。
5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。
八角形の箱を彫る


2025年のミツバツツジと桜
2025年の4月12日、今年も工房のミツバツツジが満開となりました。
開花の遅くなった工房の桜の花がまだ残っていて、今年もミツバツツジの花と同時に見ることができました。
ミツバツツジは、工房の土地に最初から自生しているもので、工房に贈られた花束のようでとても気に入っています。
暖かい日が続き、やっと春らしくなってきました。
季節の花を愛でながら、季節の移ろいを感じられることは、とても嬉しいことです。
木の抹茶茶碗
栗の木を彫って作った、木の抹茶茶碗の漆塗りが終わり、出来上がりました。
栗の木の杢目を生かしながら、渋い雰囲気を出すために、少し黒めに拭き漆塗りで仕上げました。
見込みの部分は、手彫りの跡に抹茶が残らないようにするためと、茶筅で漆が剥げやすくなるので、溜め漆塗りで仕上げています。
溜め漆塗りで透けて見える、見込みの杢目も味わいがあって良い雰囲気になったと思います。
これから季節は暖かくなり、野点をされたり、アウトドアでお茶を楽しんだりされる方も多くなるのではないかと思います。
木の抹茶茶碗は軽くて壊れにくいことから、持ち運びがしやすいので、気軽にお使いいただければと思います。
いくつかのお茶碗は、5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEAR YOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。
2025年 工房の桜が満開
2025年4月6日、工房の桜が満開になりました。
青空に映える満開の桜は、本当に美しいです。
自然と寄り添いながら暮らしたと、脱サラして始めた木の器作りですが、季節の移ろいを肌で感じながら暮らす日々は、この上なく楽しい。