ベトナムの手仕事に触れる旅 その2

2015年11月7日〜11月15日まで、ベトナムの手仕事に触れる旅に行ってきました。
 ベトナム北部の織物作品を求めて、首都ハノイから、中国国境に近いサパの次に訪れたのは、ラオス国境に近い山村のマイチャウ。
サパに比べると訪れる外国人は100分の1以下でしょうか。日本の昭和初期を思わせる、山間の静かな農村地帯。
一般民家を模した、竹のすのこを床にした高床式の建物を宿にして、村と田園地帯を廻ります。
村を自転車で回り、その後は山裾の田園地帯を分け入ってトレッキング。
一般民家は、ほぼ2階建で、足元が透けて見える竹のすのこを床にした2階が居住スペース。1階に相当する壁のない部分は、農作業と自然光の入る織物の作業スペース。
ごく自然な日常生活を垣間見ながら、ここでも美しい織物が生活をささえていることを感じることができました。
わずか1週間の短いベトナム旅行でしたが、喧騒と混沌のハノイ。自然と一体化した暮らしのサパとマイチャウ。どちらも生き生きとした人々の営みに魅力を感じるすばらしい国でした。
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