工房 えらむ

木の器と手織の工房

明珍火箸の風鈴

明珍火箸の風鈴

我が家では、ながらくエアコン(冷房)のない生活をしていました。
四季に寄り添って生活をすると言う、ささやかな思いの中で、エアコンのない夏の暮らしを続けていました。
そんなことから、夏を涼しく感じるグッズにはいろいろこだわりを持って、買い集めていました。
なかでもお気に入りは、地元兵庫県の鍛冶屋さんが作る明珍(みょうちん)火箸の風鈴。
風鈴にはいろいろなものがありますが、明珍火箸の風鈴の音は、群を抜いていて、涼しさもさることながら、その音色は芸術的とも思える音色です。
ミュージシャンのスティービー・ワンダー氏も「近くで響いているのに遠くで響いているように聞こえる東洋の神秘の音色」と絶賛しています。
明珍火箸の風鈴を作られている、明珍家は平安時代より続く甲冑師の家系で、12世紀半ばに近衛天皇よりその技を賞賛され「明珍」の姓を賜られ、江戸時代には姫路藩のお抱え甲冑師として姫路へ移り住んで、鍛冶を営まれている、大変由緒ある鍛冶職人さんです。
さすがに近年の猛暑に耐え切れず、数年前にエアコンを設置したことで、風鈴の出番は少なくなりましたが、五感で涼しさを感じれるような、風情のある夏はもうなくなってしまったのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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