私の工房に時々遊びに来られる、いや木工指導に来られる鍛冶師さんから栗の皮むき刃物をいただきました。
鍛冶師さんは、隣町で家具作りをされている著名な木工家の方をして、それまでのカンナとは次元の違う切れ味に驚いたとされる刃物を作られる方。
タバコを買いに行く途中やと言って、しばしば私の工房に立ち寄られる。最近は、私の木工の腕の無さにあきれてか、他愛のない話をして帰られる。
この間、沢山採れた栗の実をおすそ分けしたら、数日後、これで栗の皮をむくとむきやすいと、自身が作られた数本の栗の皮むき用の刃物を持って来られました。さっそく鍛冶師の師匠から栗むき用の刃物の使い方を教わり、ふたりで黙々と栗の皮をむく、ひと時。この刃は、かなりいいもん使っとるからなと言われるが、本当によく切れるし使いやすい。
師匠からは、栗むき用の刃物をいただき、刃物の研ぎ方、栗のむき方から栗の料理の仕方まで、しっかり指導を受けるありがたい時間を過ごしました。