2025年1月18日(土)に、兵庫県小野市にあります小野市伝統産業会館で開催されました、「兵庫小野 職人商談会」が終了しました。
兵庫県小野市の地場産業として全国的に有名な、のこぎり、鎌、はさみ、そろばん、園芸用品や家具などの作り手の方の地域ブランドPR・商談会と展示販売を目的とした催しに、小野市で活動する、手作り作家も紹介いただく機会として出展させていただきました。
とりわけ地元の方に、私の活動や作品を知っていただく機会となり、また商談のお話もいただくことができました。
地元でありながら、なかなかお話させていただくことのない、多くの作り手の方と交流させていただくことができ、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
会場に足を運んでいただいた皆様、企画いただきました商工会議所の方々、運営に携わっていただいた方々には、大変お世話になりありがとうございました。
阪神淡路大震災から30年
今年で、阪神淡路大震災から30年を迎えます。
今日は、ちょうど神戸に行く機会があり、「阪神淡路大震災1.17のつどい」の会場に行ってきました。
30年前の震災の時は、私もまだサラリーマンとして神戸で働いていました。自宅は、兵庫県小野市にありましたので、激しい揺れに襲われたとはいえ、神戸の比ではありませんでした。
阪神淡路大震災では、多くの方が亡くなられ、激しく損壊し、混乱した神戸の惨状を目の当たりにしながら働いていた経験は、今でも忘れることはできません。
会場では、この震災の教訓を、生かして行かなければと思いを新たにしました。
しかしまたこんな状況が、また日本の各地で引き起こされるとは思いもよりませんでした。
各地で起こる大規模な震災は、様々な要因が障害となり、今なお復興の遅れとなっているようです。
一日も早い震災からの復興を願ってやみません。
クルミの丸皿4サイズ
クルミの木を彫った、丸皿4サイズです。
使いやすい4サイズ、6寸(18㎝)、7寸(21㎝)、8寸(24㎝)、9寸(27㎝)。
塗装は、食品衛生法に適合したウレタンオイルで塗装していますので、耐水性もあり、水分の多い料理なども問題なく使用できます。また、匂い移り、色移りもほとんどありません。
この作品は、今週末の2025年1月18日(土)に、兵庫県小野市にあります小野市伝統産業会館で開催される、「兵庫小野 職人商談会」に出展、出品させていただきます。
展示会の入場は無料で、どなたでも自由に見学、購入できますので、お気軽にご来場ください。
「兵庫小野 職人商談会」
開催日 2025年1月18日(土)
10:00~16:00
会 場 小野市伝統産業会館
兵庫県小野市王子町806-1 無料駐車場有
小野市 職人商談会に出展
来週末2025年1月18日(土)に、兵庫県小野市にあります小野市伝統産業会館で開催される、「兵庫小野 職人商談会」に出展させていただきます。
兵庫県小野市の地場産業として全国的に有名な、のこぎり、鎌、はさみ、そろばん、園芸用品や家具などの作り手の方の地域ブランドPR・商談会と展示販売を目的とした催しです。合わせて、地元小野市で活動する、手作り作家も紹介いただく機会をいただいて、今回初めて出展させていただきます。
小野市の刃物や金物などは、世界的にも多くのユーザーのいる商品ですが、意外と地元に知れらていない現状などもあるようです、展示会の入場は無料で、どなたでも自由に見学、購入できますので、この機会にぜひご来場ください。
開催日 2025年1月18日(土)10:00~16:00
会 場 小野市伝統産業会館 兵庫県小野市王子町806-1 駐車場有
栗の木でお盆を彫る
2025年の仕事始めは1月2日の午後から、もっとゆっくり体を休めることも重要と考えてはいるのですが、如何せんお待ちいただいている仕事や、年明けに予定されている展示会の準備やらで、なかなかゆっくりもしていられず、早々に仕事モードに。
今まで無理をして体調を崩す苦い経験をしているので、仕事と休暇のバランスを取りながらやって行かなければと思っています。
栗の木でお盆を彫りました。
なかなかきれいな杢目の木に出会うことが少なくなったので、自然が作り出す味わい深いの杢目を生かすには、木を小さく切り刻まないで出来る作品を作りたくなります。
そんな理由で、今回はお盆にしてみました。
人工的には出来ない杢目の表情は、やはり魅力的です。
この杢目をさらに味わい深く見せるために、拭き漆塗りで仕上げます。
2025年 新年明けましておめでとうございます
2025年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変多くの方にお世話になり、本当にありがとうございました。
工房のある兵庫県小野市は、快晴のもと穏やかな新年を迎えました。
今年も自然と歩調を合わせながら、気負わずじっくりと作品作りに取り組んでいきたいと思います。
そしていろいろな角度から工房えらむの作品を提案させていただき、多くの方とともに活動を楽しんでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
写真は、栗の木を彫った丸盆と朱漆塗りの鯛の豆皿。
2024年の大晦日
工房えらむも2024年の大晦日を迎えました。
今年は、2年近く悩まされ続けた緊張型頭痛から体調が回復し、なんとか負担なく仕事ができるようになりました。
とは言え、相変わらずの製作スピードの遅さ故、納品に時間がかかるなど、順調な作品作りには程遠い一年でした。
来年も体を労わりながら、皆さんに楽しんでいただける作品作りを目指して、活動して行きたいと思います。
工房では毎年、新年への思いを込めて、自己流のしめ縄を作って飾っています。
藁は実家の田んぼから、ウラジロや松やナンテン、竹など、すべて近くの雑木林などからの頂きもの。
自然からの頂き物で仕事をさせていただいていることに感謝して、その思いをしめ縄に込めて、新年を迎えたいと思います。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
皆様に心よりお礼申し上げます。
木製料理用バットを彫る
クルミの木を彫って、料理用のバット(Cooking bat)を彫りました。
ほとんど丸ノミを使って、彫跡もそのままにざっくりと彫り上げています。
いろいろな料理や用途に使えるように、大小5種類のバットを作りました。
塗装は、食品衛生法に適合したウレタンオイルで塗装していますので、耐水性もあり、水分の多い料理なども問題なく使用できます。
用途的には、料理に限らず、カトラリーケースや小物入れとしても使用できるかと思います。
使い方は自由で、組み合わせると面白いテーブルコーディネートが楽しめそうです。
阪急うめだ10階にて「ちっちゃいもの展」
大阪の阪急うめだ本店10階 スーク暮らしのアトリエにて、年末年始の毎年恒例となりました「ちっちゃいもの展」に出品いたします。
開催日時は2024年12月26日(木)〜2025年1月7日(火) 最終日は午後4時まで。
小皿、豆皿、箸置きなど、いろいろなジャンルのの作家が作られた、小さなアイテムが集まります。
私は、豆皿を中心に出品しています。
年末年始の楽しいひと時を演出する、ちっちゃいものを見つけていただければと思います。
雑誌「住む。」92号に掲載されました
2024年12月21日発行の建築系雑誌「住む。」92号に、工房えらむを紹介する記事が掲載されました。
この度の雑誌の「環境を生かす素材に向き合う」と言うテーマに沿って、以前に同誌の2018年発行の66号に掲載いただいた記事を再度掲載いただくことになりました。
今回改めて工房えらむの「廃材で建てた木工家のアトリエ」と言うタイトルで、建物の写真、建築家の方との対談文、そして私の書いた短文と私の撮った写真など8ページに渡って掲載いただきました。
私の工房は、ほぼ廃材を利用して、建築家の方と3年をかけて手作りした、とても思い入れのある建物だけに、このように2度に渡って掲載いただけましたことをとても嬉しく思います。
住む。66号の記事を読まれていない方には、ぜひ今回の92号をお読みいただけますと幸いです。