工房の隣の畑に植えたイチゴが、良い出来とはいえないもいのの、まあまあ収穫出来て、今年は沢山いただきました。
市販のイチゴは、とても甘くて、ほとんど酸味がないものが多いのですが、我が家のイチゴは、酸味があって、ほどよい甘さで、とても好みの味です。
ほとんど小さなものばかりですが、稀にできる、ちょっと大きくてかたちのいいものを、自家製の木の鉢に入れてみました。



工房の建物のすぐそばに自生している、アセビの木の花が満開になりました。
まだ、肌寒い早春の時期に、いち早く可憐な花をたくさん咲せるアセビの花は、なんとも華やかです。
可憐な花とは裏腹に、アセビは馬酔木と書き、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされているそうです。
有毒成分を含む木ですが、白いスズランのような花をたくさん付けて、花の少ない季節に、目を楽しませてくれます。
3月に入って、工房の周りでは、ウグイスの鳴き声も聞かれるようになりました。
寒さの苦手な私にとって、暖かい春が待ち遠しい限りです。

2023年1月、10年に一度と言われる寒波の到来とかで、昨夜から工房のある辺りも雪が降り始めました。
今朝のSNSの投稿は、だれもが降雪の写真の投稿で持ちきり状態。
40センチ積もったとか、80センチ積もったとか、雪かきに追われる投稿に目を奪われます。
私の工房に来られる人の多くの方が、冬は雪で大変でしょうねと言われますが、実際はほとんど雪が降らない地域で、年に2~3度、5センチぐらい積る程度です。
それでも大寒波の降雪後の今朝の工房仕事は、ちょっと無理と判断してお昼に工房へ。
みなさんの投稿にあるような雪景色の工房を想像していたのですが、お昼には雪は、ほとんど解けてしまって、期待していた雪景色と言えるような風景はありませんでした。
大量の降雪で、困っておられる地域の方からすると、こんな投稿は失礼かと思いますが、ささやかな工房の季節の風景としてお許しください。

2023年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は、多くの方のお世話になりありがとうございました。
これまで続けてこられたのは、皆様の方のおかげと感謝しています。
まだコロナ禍の脅威は続いていますが、私たちの作るものや工房活動を通じて、少しでも暮らしに潤いを感じていただければと思います。
今年も小さな林の工房で、自然と寄り添いながら、気負わずじっくりと作品作りに取り組んでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(写真は、私のコレクションの古い菓子木型です。)

工房えらむも2022年の大晦日を迎えました。
相変わらずの製作スピードの遅さ、技術の無さ故、納品に時間がかかるなど、順調な作品作りには程遠い一年でした。
とりわけ今年は、仕事の疲れの蓄積なのか、歳のせいなのか、肩こり、首こりに悩まされ、思うように作品作りの出来なかった1年でもありました。
来年は体を労わりながら、皆さんに楽しんでいただける質の高い作品作りに重点を置いて、活動して行きたいと思います。
工房での大晦日の締めくくりは、新年への思いを込めて、自分で作ったしめ縄を飾りました。
藁は実家の田んぼから、ウラジロや松やナンテン、マンリョウ、竹など、すべて近くの雑木林などからの頂きもの。
自然からの頂き物で仕事をさせていただいていることに感謝して、その思いをしめ縄に込めて、新年を迎えたいと思います。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
皆様に心より感謝申し上げます。

2022年、今年も工房では、薪ストーブの季節を迎えました。
ローコストで、廃材を使って手作りした工房の建物なので、荒壁だけで、断熱材の入っていない建物は、冬の寒さがとても堪えます。
冬を乗り切るには、薪ストーブは必需品です。
今年はいろいろあって、薪作りをさぼっていたため、ほとんど薪の貯えが出来ないまま、冬を迎えてしまいました。工房の仕事で出でる端材でしのいでいますが、それもすぐ尽きてしまいそうな感じです。
日頃から、こまめに薪づくりをしておけば良かったのですが、毎年この反省は生かされず、さてどうしたものかと思う日々です。
しばらくは、工房から出た端材と、稲作をやっている友達に持って来てもらった、使わなくなった稲木が同頼みの綱です。

2022年10月の工房Openに際しましては、多くの方に工房にお出でいただきありがとうございました。
何故か、工房にお出でいただくお客様が重なることが多く、じっくりお話させていただくことができないこともあり、申し訳ございませんでした。
久しぶりの工房Openを楽しみにしていましたと、仰っていただいた方もあり、お出でいただいた皆様にお礼申し上げます。
工房では、敷地に植えた渋柿の西条柿の収穫をしました。
小さな苗をホームセンターで買って来て植えた柿の木ですが、5メートル近くになりました。
昨年ほどではないですが、今年も100個近く収穫できました。
ちょっと角ばって、大きくて艶やかな西条柿の実は、なんとも美しく、秋を象徴する自然の色のように感じます。
栗の木を彫って、拭き漆塗りで仕上げただ円皿に、採れたての柿の実を入れてみました。

木の器と織の工房、工房えらむは、原則毎月3日間、工房を公開することとしていましたが、最近は、展示会やオーダー品の製作等で、なかなか工房Openできずにいましたが、久しぶりに工房Openすることにしました。
2022年10月の工房Openは、10月15日(土)、16日(日)、17日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
日頃製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
だだ、木の器類につきましては、展示会があったり、オーダー品の製作に追われて、作品の展示が少なくなっています。
最近SNS等で投稿しております、木の器作品のほとんどは、展示出来ておりませんのでご了承ください。
恥ずかしながら作品は少ないですが、古道具、古民具、古布等は沢山ありますので、興味のある方はお楽しみください。
工房の見学のみも歓迎いたします。
工房を取り囲むシバ栗の木から、いが栗が大量に落ちてきています。
秋めいた工房へお気軽にお立ち寄りください。

工房えらむのホームページを立ち上げて9年が過ぎました。
同時に日々の活動を綴ったブログですが、週に2回ぐらいは投稿したいなと言う思いで始めて、いつの間にかほぼこのペースで9年が過ぎました。
ブログの投稿を週2回にこだわっていた訳ではないのですが、工房えらむを初めてしばらくは仕事もなくPR活動として、そして脱サラした前の職場の人たちから、いったい何をやっているの?と聞かれ、とりあえず近況報告のつもりで始めたのですが、気が付けば9年も経っていました。
最近では、個人のフェイスブックと工房えらむのフェイスブックページ、インスタグラムへの投稿も加わるようになりました。
おかげで、仕事も徐々に頂けるようになり、伝票作成やメールの返信に時間を取られるようになってきましたので、ブログの投稿を週1回ペースぐらいにしようと思っています。
話題があれば随時、投稿をプラスしていくつもりです。
これまで、私の拙いブログを読んでいただいた方には、心よりお礼申し上げます。ブログの投稿は、今後少なくなると思いますが、どうか引き続き読んでいただけますと幸いです。
10月に入り、工房も秋の風情となりました。写真は工房の敷地にある萩の花です。
