「草原上の造形 100枚の板」のプロジェクト始まりました

「アートプランおの」(兵庫県小野市)が、実施するアートイベント「草原上の造形 100枚の板」のプロジェクトが今日から始まりました。
1×4材(9×183×2㎝)100枚を使って、7名(グループ)がモニュメント、インスタレーション作品を兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」にて10月15日~21日まで公開制作しています。
早速に、見学やお手伝いの方にも来ていただいて、楽しく初日を迎えることができました。
広々としたひまわりの丘公園の芝生のキャンバスにどのような作品が並ぶのでしょうか。
みなさんの見学、お手伝いを歓迎いたします。

制作者の方は以下の方々です。
1.井上仁志(小野市)・大野一雄(神戸市)
2.亀田健一(小野市)
3.中島勉(神戸市)・種中和義(大阪市)
4.土師清治(箕面市)・樋口尚(奈良市)
5.井上直(小野市)
6.下次正一(小野市)
7.田中陽三(小野市)
※制作は期間中おおむね9:00~17:00の間に行われていますが、常時すべての方が制作しているわけではありませんので、ご了承ください。
私は、毎日13:00~17:00に会場で制作予定ですが、仕事や天候により不在の場合があります。

会場 兵庫県小野市浄谷町「ひまわりの丘公園」(国道175号線沿い)
制作期間 2016年10月15日~10月21日
展示期間 2016年10月22日~10月30日

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箕輪漆行さんが来られました

私が最近漆を購入している、福井県の漆販売会社の株式会社箕輪漆行さんが、工房えらむに来られました。
お客様のもとへ時折訪問して、漆に関するご相談や営業をしておられるとのことですが、私の工房のような小さな工房へ、福井県からわざわざ足を運んでいただいて、営業とは言え恐縮します。
私は、漆芸はほとんど習ったことがないので、この機会に、日頃感じている、漆の扱いについてや漆の質、種類のことなどいろいろ質問させていただきました。さすがに40年漆を扱っておられるとのことで、いろいろとアドバイスや興味深いお話を聞かせていただきました。
最近の傾向としては、漆の需要は伸び悩んでいるとのこと。一般消費者の漆器の扱いなどについての理解がなかなか進んでいない状況で、漆器を特別扱いする傾向がまだまだ一般的なようです。
私自身、漆こそ木に塗る塗料としては、自然素材であり、強じんで、しかも木の美しさを最大限に引き出す最高のもので、これ以上のものはないと考えています。
最近は、正直なところオイル仕上げの器もたくさん作っていますが、やはり漆塗りの器は、私の活動の原点でもあり、その良さをもっと伝えていければと思います。

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2016年10月13日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

草原上の造形 100枚の板の搬入

今日は、私が参加している「アートプランおの」(兵庫県小野市)が、2016年10月に実施するイベント「草原上の造形 100枚の板」プロジェクトの板100枚を工房に運んでいただきました。
実際に 1×4材(9×183×2㎝)100枚を目の当たりにすると、かなりの量に圧倒されます。
100枚の板を使ったモニュメント、インスタレーション作品を兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」にて公開制作と展示を行うというものですが、現地ですべてを行うことは難しいので、10月15日からの公開制作に向けて、各自加工準備を行います。

「アートプランおの」メンバーの2名の彫刻家の方と田中陽三及び、公募による制作希望者を4名(グループ)により、会場の兵庫県小野市「ひまわりの丘公園」の芝生広場にて作品制作を行います。
私も、やっと作品のイメージが固まったので、準備にかかることにしました。
このような公開で行われる、木工造形プロジェクトは、他でもあまりない取り組みで、どのような展開になるのか楽しみなイベントです。
私は、個人参加なので、飛び入りお手伝いなどをしていただける方があると、大変助かります。
仕事の関係で終日の作業は無理なので、公開制作期間の10月15日~10月21日の午後13:00~17:00ごろに現地にて制作予定です。(都合により変更する場合があります)
みなさんの見学、お手伝いを歓迎いたします。

イベントの状況は、「アートプランおの」のFacebookページにてお知らせいたします。
よろしければ「アートプランおの」に「いいね」をお願いします。

会場 兵庫県小野市浄谷町「ひまわりの丘公園」(国道175号線沿い)
制作期間 2016年10月15日~10月21日
展示期間 2016年10月22日~10月30日(撤収10月31日)

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深い器を彫る道具

木の器を彫っていてよく聞かれることがあります。
深い器、とりわけ口径の狭いものを彫るとき、どんな道具で彫られますか?
木の器を彫り始めたころから、深い器を彫るのが憧れで、始めたころは分厚い木がなかなか手に入らず、見つけたら何でも買っていたころがありました。
器の口径が狭くて、深い器を彫るのは確かに苦労します。
いろいろ苦労しながら最初に見つけたのが、写真の刃物。
工房からほど近い兵庫県三木市に本社がある、道刃物工業株式会社さんの「面裏彫り」。能面の裏彫り用に作られたものだと思いますが、この刃物のカーブが絶妙で、深い器の側面にカーブの屈曲部分がてこのように当たり、刃が底の部分をさらえるようにすくって、彫ることができます。
この道具に出会ってから、作品の幅がとても広がりました。
1本3000円少々と、それほど高い道具でもなく、ハイス鋼で扱いやすい刃物です。
これまで何本か購入しましたが、使ってみると、刃物のカーブと刃の角度が、商品ごとに微妙に違う印象があって、買い求める際によく吟味するか、自分で調整する必要があるように思います。
深彫りには、道刃物工業株式会社さんの「面裏彫り」以外の道具もいろいろ使っていますが、意外と使いやすいベーシックな道具として愛用しています。

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2016年9月20日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

100枚の板プロジェクト現地ミーティング

今日は、私が参加している「アートプランおの」が、10月に実施するイベント「草原上の造形 100枚の板」のプロジェクトの現地ミーティングに参加してきました。
「草原上の造形 100枚の板」プロジェクトは、1×4材(9×183×2㎝)100枚を使ったモニュメント、インスタレーション作品を兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」にて公開制作と展示を行うこというものです。
「アートプランおの」メンバーの2名の彫刻家の方と田中陽三が制作参加により、制作希望者を4名(グループ)公募していましたが、県外からの参加者もいただき、メンバーが決定しました。
参加者ほぼ全員で、会場の兵庫県小野市「ひまわりの丘公園」の芝生広場で現地ミーティングを行い、それぞれの作品の、現地での構想を確認したり、制作の段取り等を確認しました。
このような公開で行われる、木工造形プロジェクトは、他でもあまりない取り組みなので、私も初体験で楽しみなイベントです。
沢山の方に見に来ていただいたり、飛び入りお手伝いなどをしていただいて、楽しいイベントになればと思います。
また、具体的な行動日程は追ってお知らせいたします。

会場 兵庫県小野市浄谷町「ひまわりの丘公園」
制作期間 2016年10月15日~10月21日
展示期間 2016年10月22日~10月30日(撤収10月31日)

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2016年9月11日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

フリーハンドの木の片口

フリーハンドで木の片口をつくりました。
少し厚めの栗の木をフリーハンドで彫って拭き漆塗りで仕上げました。
1合は十分に入る少し大ぶりな片口。
こんな片口を作りたいなと思ったイメージをかたちにしていくのは、面白いけどなかなか思い通りにいかなくて、難しい作業。
フリーハンドとは言え、おおよその輪郭を材に鉛筆で書いて彫っていきます。立体的になってくれば、後はイメージにまかせて、彫っていきます。
イメージ通りにできる時もあれば、そうでない時もあり、これまでいろんな駄作もたくさん作りました。
写真の片口が、良いかどうかは、使い手の方の評価によっても変わるかと思いますが、自分ではイメージに近いものができたかなと思っています。

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2016年9月7日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

棗を彫る

時折、お客様から茶道具の制作のご依頼をいただくことがあります。
この度は、棗のご依頼をいただきました。
お客さまから、おおよその大きさと、ラフスケッチをいただいて、ご要望をお聞きして制作しています。
茶道具は、大変奥の深い世界で、簡単なものではないことは十分理解はしているのですが、私の作品作りにご理解をいただいてのご依頼と言うことで、私なりの作品の個性と茶道具への解釈をいれさせていただいて、いくつか作らせていただいています。
この度は、栗の木を手刳りして、面取りやしのぎを施しています。
棗といえば、木製の茶道具の代表的なもので、一般的には高度な木工ろくろ技術により作られるものがほとんどですが、私は自身のスタイルとして手彫りにより制作しています。
蓋の収まり具合などを考えると、ろくろ整形されたものとほぼ同じ形状になっているので、手で彫って作ることにどれだけの意味があるのかと思われるのですが、手で彫った微妙なゆらぎやゆがみが、私の作品の表情といえるのかもしれません。

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2016年8月28日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木の豆皿の使用について

販売させていただいている、栗の木で作った豆皿について、よくお尋ねいただくのが、料理などを入れてシミや匂いが残ったりしませんかと言うご質問。
確かに栗の木は、杢目のはっきりしている野生味のある木で、正確に言えば大きな導管が年輪に沿って並ぶ環孔材なので、どうしても食べ物のシミや匂いが残りやすい印象があります。
私の制作している豆皿は、栗の木の質感を損なわず、こうしたことに対応するために、植物性オイルとウレタンで作られた、食品衛生法に基づく器具及び容器包装規格試験をクリアーしたオイルをしっかり浸透させ、その後クルミオイルを塗布して仕上げています。
実際に少し極端な使用状況を想定して、お刺身などで使う濃いめの醤油を直接、豆皿に入れて2時間放置して使用してみました。
2時間経過後、薄い中性洗剤で洗浄しましたが、ほとんどシミは見られす、匂いも残っていませんでした。
豆皿は、ある程度底を平らにして、コースターとして使用できるようにもしているので、同様に日本茶、コーヒーを豆皿に入れて2時間放置した後、洗浄してみました。
いずれも、シミや匂いはほとんど感じられませんでした。
ただ、経年の使用によるオイル成分の劣化等も考えられるため、こうした品質の保証を約束するものではありません。
使用後は時折植物性オイルを塗布するなどのオイルメンテナンス等をしていただくことにより、栗の木の豆皿は良好に長く使っていただけるのではないかと思います。

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2016年8月5日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

豆皿のネット販売のお知らせ

この度、栗の木で制作した豆皿をネットショップにて販売いただくことになりました。
料理レシピ情報サイトのクックパッド株式会社さんが運営されておられる、アンジェweb shopにて販売をいただいております。
販売いただいているのは、栗の木を彫った、ほぼ10センチサイズの豆皿4種類です。
栗の木は比較的個性の強い木ですが、料理の中に野生味を取り入れるのもおもしろいのではないかと、制作している豆皿ですが、web shopでは実際に使用していただいた写真をたくさん使って紹介していただき、料理との相性も良い感じになっているのがとても嬉しく思います。
よろしければ、アンジェweb shopをご覧ください。

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木のおもちゃ作り

普段は、どちらかと言えば渋い味わいの木の器が好きで作っているのですが、何故か木のおもちゃも好きで、時々作っています。
いろいろな素材で作られるおもちゃですが、とりわけ木でつくられたおもちゃに魅力を感じます。
何かアイデアが浮かぶと、どうしてもかたちにしたくなります。
私が作るおもちゃは、からくりやゲーム的なもではなく、ほとんど所謂「ごっこ遊び」のスタイルのもの。
小さな子供のころは、たいしたおもちゃも無く、わずかな板切れや端材で、船や自動車に見立てて、それでも一日中遊ぶことができました。それは、わずかな板切れから作ったものに、想像力を膨らませることで、遊びの世界に浸ることができたのだと思います。
そのころの思いのままで作っている私のおもちゃで、今の子供たちが遊んでくれると、嬉しいなという思いです。
今制作しているおもちゃは、かつて、私が好きだった工業デザイナーの故 秋岡芳夫氏が審査委員長をされておられた、木のおもちゃのコンクールに応募したいと思っています。なので現在制作中のおもちゃの部品の一部のため、ぼんやりした写真での紹介で申し訳ありません。

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2016年7月30日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ