知り合いの木工家の方から、本をいただきました。
伝統工芸展にも出展されている木漆芸家の方から、本の整理をしているので、この本をあげましょうと、秋岡芳夫さんの本を3冊いただきました。
私が、以前に秋岡芳夫さんの本に出会ったことで、とても影響を受け、木工を本格的に始めるきっかけのひとつになったことをお話したことを覚えていただいていたようです。
たぶんもう絶版になっていると思われる故秋岡芳夫さんの本を、私に贈っていただいたことは、本当に嬉しく思いました。
それもすべて器と漆に関する本。
なんだか、しっかり器づくりをやって行きなさいと激励されているような気がします。
工業デザイナーだった故 秋岡芳夫さんは、器などの生活用品には、人の体に合った大きさがあることを常々力説されていました。
この本で、自身の製作する器が、とかく見栄などに意識がいきがちな点を、今一度見直していきたいと思います。