工房 えらむ

木の器と手織の工房

03日

豆鉢を彫る

最近、 ご注文をいただいて吉祥模様をモチーフにしたかたちの木の豆皿をよく彫っています。
試みに 豆皿に少しボリュームをもたせる雰囲気で、栗の木で豆鉢を彫ってみました。
大きさは、豆皿とほぼ同じ9~10センチ程度で、厚みを3センチ程度にした鉢です。
「豆鉢」と言う響きは、どうも植木鉢の小さいものの印象があったり、さりとて「小鉢」では手のひらにそっとのる程度の鉢より大きいものをイメージしてしまうなどと、妙なことを考えてしまうのですが、今回は、豆皿の対にある鉢と言うことで「豆鉢」と言う表現の器にしたいと思います。
豆鉢を彫るのは、豆皿に比べると、かなり時間と手間がかかるのですが、少し立体感のある器は、出来上がるとまた違った楽しい気分になります。
いくつか彫ってみたのですが、かたち的には、もう少し遊び感覚とフリーハンド感を入れた方が楽しくなるかなと感じました。
豆皿はオイル仕上げがほとんどだったのですが、豆鉢は、しっかりと漆を塗って、いろんな料理に対応できる、味わい深い鉢となるように仕上げたいと思います。

木の豆鉢