工房の隣にある畑で、さつまいもの収穫をしました。
ここ2年ほど、植えたさつまいもやそのほかの野菜を、イノシシとアライグマに荒らされるようになってから、畑をネット柵で囲ったりしましたが、何度も柵を破られ、アライグマに至っては柵はほとんど用をなさないこともあり、さつまいもの植え付けをやめていました。
いろいろ考えた結果、昨年に乾電池使用の電気柵を設置したところ被害が無くなったことから、今年はさつまいもの植え付けをし、無事収穫に至りました。
野菜コンテナーに2杯分、我が家の消費量としては十分な量です。
苦渋の選択として導入した電気柵ですが、その効果は絶大でした。最近は、この周辺の水田にもイノシシの被害が増えているせいか、電気柵が沢山設置されるようになりました。のどかだだった田舎の風景も変わりつつあります。
自然界における野生動物と人間の関係は、人間が被害者と言う意識が強いようですが、冷静に考えると、どちらもが被害者で、どちもが加害者と言えるのかもしれません。私たちはこのことを真剣に考えていかないと解決しない複雑な問題ではないかと思います。