工房 えらむ

木の器と手織の工房

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2019年1月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。(お休みの場合もあります)
今年最初の2019年1月の工房Openは、1月19日(土)、20日(日)、21日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
寒い日々が続いて、工房の薪ストーブもフル稼働です。
冬になると、工房にはいろいろな野鳥がやって来ます。木々が葉を落とした冬場は、野鳥の観察に適した季節です。双眼鏡も用意していますので、気軽に野鳥観察もお楽しみください。
どうぞお気軽に工房へお立ち寄りください。

 

 

 

 

 

 

木の小鉢作りワークショップ報告

2019年1月12日、兵庫県多可郡多可町にある、お洒落なカフェ・チャッタナの森にて、クルミの木の小鉢づくりのワークショップを行いました。
木の小鉢作りは、お皿やスプーンなどのワークショップと比べると、深く彫ると言う作業でいつもより少し労力が必要になります。
私のワークショップは、2種類の彫刻刀と小刀という、購入しやすいシンプルな道具のみで行っています。限られた道具のみで行うことは大変な部分もありますが、ワークショップに参加された方が、特殊な道具を使わず。その後も自分でもできるようにと言う思いで行っています。
最初は、彫刻刀での深い彫りに少々苦労しておられましたが、ほどなく彫る感覚をつかんでいただくと、私が想定していた以上に深く彫られ、みなさん深い鉢が出来たと思います。そして鉢の側面にしのぎ状の彫りを全体に入れられると、手作り感たっぷりの小鉢が出来上がりました。
最後にクルミオイルを塗って仕上げた小鉢の出来栄えを、それぞれ楽しまれました。
最近は、毎回県外からのご参加をいただくようになり、今回も、遠く大阪からのご参加もいただき、参加者の皆さんとご当地名物の話題で盛り上がりました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

第58回 日本クラフト展の出品作品

2019年1月6日より、所属している公益社団法人 日本クラフトデザイン協会主催の第58回日本クラフト展が、東京六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで始まりました。
今年の私の出品作品は、栗の木の皿にろうけつ染めで模様を描き、重曹で染めた、Morning plateです。
数年前から栗の木のタンニンを調理用重曹のアルカリで染めたこげ茶色が好きで、栗の木の染めに使っています。昨年の同展の出品作品は、栗の器に重曹で模様を描いただけのものだったのですが、今年は、木のろうけつ染めの技法をもちいて表現しました。
栗の木の皿(26×26センチ)に、養蜂を趣味でしている木工家の方からいただいた、天然のミツロウを湯煎してろうけつ染めの模様を描き、ろう描き模様以外の全体を調理用の重曹を塗布して染めています。そして、残ったミツロウにクルミオイルをブレンドしてミツロウワックスを作り、皿全体に塗布して仕上げています。
栗の木のタンニンを調理用重曹のアルカリ成分で反応させて、茶色く染めるのですが、木の素材や重曹の濃度によって、発色が異なるので、好みの色を出すのに少し苦労しました。
天然採取のミツロウで模様を描き、調理用の重曹で染め、ミツロウにクルミオイルをブレンドして作ったミツロウワックスでの仕上げ、どれも食品上問題のない素材を使って、木の自然な風合いを生かした模様のある皿にしてみました。
日本クラフト展は、1月14日まで開催されています。機会がごさいましたらご覧ください。

木のろうけつ染めの皿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の小鉢作りワークショップ参加者募集

兵庫県多可郡多可町のカフェ チャッタナの森でクルミの木の小鉢作りのワークショップをさせていただきます。
見晴らしのいいカフェで、薪ストーブで暖まりながらのワークショップです。カフェでのドリンクタイムもありますので、お気軽にご参加ください。
現在、参加者を募集中です。お申し込みは、直接カフェ チャッタナの森までお願いします。

【日 時】2019年1月12日(土)13:30~16:30
【〆 切】1月10日(木)
【対 象】中学生以上
【参加費】大人3,800円(ドリンクを含む)
【定 員】10名
【持 物】道具は貸与します。木くずが付いてもよい服装でご参加ください
【協 力】多可町観光交流協会
【主  催】chattana(チャッタナ)の森
【申込方法】chattanaの森までお電話いただくか、直接店舗にてお申込みください。

【問合・申込先】 TEL 0795-32-4111 FAX 0795-32-4119
〒679-1103兵庫県多可郡多可町中区牧野817-41
北播磨余暇村公園内 chattanaの森(ココロン那珂)
※ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※クルミ材 外径9㎝ 高さ2.4cm

 

 

 

 

 

第58回 日本クラフト展に出品します

2019年1月6日より、所属している公益社団法人 日本クラフトデザイン協会主催の第58回日本クラフト展が東京六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで開催され、出品いたします。
今年は「クラフトNEXT」と言うタイトルで、1月14日まで開催されます。
ほとんど独学で始めた木の器作りですが、器作りを始めたころはインターネット環境などはほとんどない頃で、勉強のため作品を見るには、作家の方の作品展をギャラリーへ見に行くか、公募展を見に行くぐらいしかありませんでした。
そのころ私が知る、関西で見ることができる工芸・クラフトの全国公募展は、朝日現代クラフト展、日本伝統工芸展、そして阪神百貨店に巡回して来る日本クラフト展くらいでした。
日本クラフト展にとても刺激を受け、毎年見に行くことからから始まり、そして公募展への応募をめざし、選外から入選5回となりました。その後、日本クラフト協会の方から、会員への入会を勧められ、独学の私にとって、高い技術を持って活躍されているの作家の方々から学ぶ機会が得られればと、入会を決め今日に至っています。
協会会員になると、日本クラフト展の公募展への出品は無審査になるので、自分なりの木の器への思いを新作として、出品することとしているのですが、公募作品はどれも高い技術の斬新な素晴らしい作品が集まり、刺激を受ける中で、私の作品はいささか見劣りする昨今です。
今年の私の出品作品は、会期が始まりましたら紹介させていただきます。
お時間がございましたら、会場へ足をお運びいただければと思います。

期間 2019年1月6日(日)~1月14日(月) 11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
会場 東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウンタワー5F

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年 明けましておめでとうございます。

2019年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変多くの方にお世話になり、ありがとうございました。
工房のある兵庫県小野市は、穏やか天候のもと新年を迎えました。
今年も自然と歩調を合わせながら、じっくりと作品作りに取り組んでいきたいと思います。
そしていろいろな角度から工房えらむの作品を提案させていただき、ワークショップなどを通じて、多くの方とともに活動を楽しんでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

木の豆皿 漆塗り

 

 

2018年の大晦日

2018年12月31日、工房は穏やかな天候のもとで大晦日を迎えました。
今年も沢山の方のお世話になり、いろいろ思い出深い仕事や体験をさせていただきました。
年頭では、東京ドームでのテーブルウェアフェスティバルに招待出品の機会をいただき、コラボしたテーブルコーディネーターの方の依頼で、工房えらむの木の器と織物作品を使った、テーブルセッティング作品を展示いただきました。
雑誌「住む。」より工房建物の取材の依頼をいただくことになり、乱雑にしていた工房を必死で掃除することに、おかげで工房はリフレッシュできました。本誌では、取材記事とともに拙い自作の文章と写真も掲載いただき、思いがけず雑誌の表紙も飾ることになりました。
また、芦屋市で開業される日本茶の専門カフェで使用されるカトラリーや器の一部を制作させていただきました。
一方で、相変わらず制作スピードの遅さ、段取りの悪さ故、思うように自分らしさを追求する作品作りが、なかなかできなかった一年でした。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
みなさんに感謝申し上げます。

 

 

1合の片口を彫る

年末になると、良くご依頼をいただく、酒器用の片口を彫りました。
厚さ9センチの栗の木で、ゆったり1合入る片口を作りました。
私の片口は、持ちやすさを考慮して、片手で安定して持ってお酒の注げる、だ円形で細身の片口にしています。オーソドックスなスタイルの定番として永く作っているものです。
口径がやや狭くて、深いものになっているので、彫るのが少し大変ですが、深いものを彫るのが意外と面白くて、いろんな手道具を駆使しながら、底をさらえて行きます。
注ぎ口も液だれぜず、切れが良いようにしています。
木の片口は、熱燗でもやさしく持てて、冷や、燗ともに保温性があるので使いやすいかなと思います。
これから漆を塗って仕上げます。ご依頼いただいたお店の方には、年末にも松の内にも間に合わず、大変申し訳ない気持ちです。

 

 

2018年の工房定期Open終了しました

昨日をもちまして、2018年の工房定期Openを終了させていただきました。
12月の工房Openは、「冬の織衣 展」と題して、初めて織物作品を中心に展示販売させていただきましたが、年末のお忙しい時期にも関わらず工房へ足をお運びいただき大変ありがとうございました。
今年は、雑誌「住む。夏 66号」に掲載いただいたこともあり、遠くからもお出でいただきました。
廃材で建てた工房に興味を持たれた方、木の器作りや織物が好きな方など、沢山の方にお出でいただき、時間の許すかぎり、いろいろなお話をさせていただくことが、私たちにとってもとても勉強になり、楽しい時間でもありました。
ささやかではありますが、私たちは地域に開かれた工房活動を今後も続けていきたいと思っておりますので、また引き続き工房のOpen日に際しましては、お気軽にお立ち寄りいただけましたらと思います。
本年は、沢山の方に工房にお出でいただけましたことに心より感謝申し上げます。

タモのだ円皿

予てより拭き漆塗りをしていたタモ材で作った、だ円皿が出来上がりました。
タモの木は、比較的杢目のはっきりした材で、時に特有の美しい杢目のものがあります。今回は、そんな美しい杢目を生かした、だ円皿を彫って作りました。
最近の木の食器の世界では、美しい杢目を強調した器は少なくなって、彫り目や塗装のテクスチャーや造形美を味わう器が多くなったような気がします。
とは言え、やはり美しい杢目の木と出会うと、自然が生み出した、深い表情を何とか生かしていい食器は出来ないかと、創作への思いが高鳴ります。
かと言って杢目ばかり強調すると、杢目自慢の器となってしまうように思うので、今回は、ほどよく杢目を切り取ると言う表現で、細長いだ円の形にしてみました。
そして、強い杢目の表情を少し抑えて、料理が引き立つよう、少し黒めの漆塗りで、全体のトーンを少し抑えながら仕上げました。

2018年12月の工房Open日は、あと1日となりました。
お時間ございましたらお気軽にお立ち寄りください。