栗の重箱を彫る

予定していたクラフトフェアも終了し、これからは、お正月用品の企画展に向けて、本格製作に入ります。
お正月用品以外にも10月中に作らなければいけないもの、11月の展示会に向けて作りたいものもあるのですが、10月は、親しくしている作家さんの見たい展示会もいろいろあり、悩ましく、そして忙しい一か月になりそうです。
栗材の6寸三段重箱を彫っています。刳り物の重箱なので、一段ずつ彫って製作します。
鑿跡を残した、ざっくりとした重箱ですが、どの段もある程度治まりよくして、一段でも二段でも使えるように、作るようにしたいと思っています。ただ三段重ともなると、私には、なかなか時間がかかって大変な作業です。
重箱を彫ると、1年が終わりに近づいたことを、しみじみと感じますが、あとやり残していることを、年内にどれだけできるだろうかと、少々焦りを感じます。

刳りもの 栗 重箱

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年10月9日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木の角皿を彫る

厚さ3センチの栗の木で、26センチ角の正方形の角皿を彫っています。
直線と平面で構成された器ということで、この場合、出来上がりとしては、きれいな直線で表現された、きりっとした雰囲気の器になると思うのですが、私は、器の内側は、ほとんど丸鑿でざっくり彫っているので、微妙に歪んだ直線で、まったりとした角皿になっています。
指物的なシャープな作品は、あまりうまくないので、自分なりの器表現のテクスチャーとして、丸鑿を多用していると言えるのかもしれません。
仕上げは、拭き漆塗りにする予定です。少し大きめの角皿で底を広くしたので、ちょっとしたお盆やトレーとしても使っていただけたらと思います。

木の器 栗の木の角皿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年9月5日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

隅切り盆の仕上がり

先月、彫っていた栗の隅切り盆が塗り上がりました。
栗の木の素地が消えない程度に黒っぽく、拭き漆塗りをし、最終的につや消しにして仕上げました。
今回は、2センチ厚の栗の木を彫って、33×22センチの隅切り盆にしました。栗の木は、薄くすると反りの心配があるので、板目の板を避けて、柾目や追柾の板を使っていますので、やや木目の面白さに物足りなさを感じます。とは言え、ざっくりとした鑿跡と、一枚づつ異なる、栗の木の木目の個性を消すことなく、黒く拭き漆で仕上げ、栗の木の味わいを生かしながら、多用途に使っていただける隅切り盆になることをイメージして仕上げました。

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2014年8月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木のトレーを彫る

栗の板を彫って、小ぶりなトレーを彫っています。
厚さ2センチ、縦26センチ、横16センチのサイズで、カップや湯飲みにお菓子などを一緒にのせて使えるぐらいの大きさ。
栗の木を、ざっくりと丸鑿で彫って、周りを平鑿と豆鉋で、削っていきますが、全体的にざっくりとした手の跡が残った仕上がり。
最終的には、漆を塗ってトレーとしてだけでなく、器としても多用途に使えるようにします。

木の器 栗の木のトレー

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年8月12日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

欅の角皿を彫る

刳り物の作品の多くは、自身の好みで、栗の木で作っています。
しかし最近、以前に作った欅の大皿の追加製作のご依頼をいただいたこともあって、ここ数日、欅を彫っていると、欅がおもしろくなってきました。
欅は、ちょっと自己主張が強い木の雰囲気があるのと、固いものが多いので、手で彫るのはなかなか大変なので、普段はあまり使っていません。今回、製作用に在庫の欅材を探していると、以前に買った面白い木がいくつか出てきました。
木をゆっくり眺めて、じっくりと一点ものを製作していくのは、刳り物の面白さ。この木を彫りたいと言う、衝動にかられて彫るのは、楽しいものです。
オーダーの作品が終わった後、大きな角皿を彫ってみました。木の自己主張を生かしてやることができたでしょうか。
それにしても、今日は台風の接近に伴い、閉め切った工房内での作業は、蒸し暑くて大変でした。

欅の角皿を彫る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年7月10日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

隅切盆を彫る

栗の木で隅切盆を彫っています。
隅切盆と言えば、少し改まった場で使われることが多い印象がありますが、今彫っているのは、32×22センチ程の長方形の隅切盆。ちょうどカフェトレーなどのサイズに近いサイズで、カジュアルに色々な場面で使っていただけることを想定して、作っています。
彫りは、ざっくりと鑿跡を残して、仕上げは、栗の木の個性を生かしながら、少し黒っぽい漆で仕上げたいと考えています。
焼締の器や白磁の器などが映える盆になれば、と思っています。

栗の木の隅切り盆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年7月1日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

展示会作品の製作

先のブログでお知らせしましたとおり、来月16日から、「木工ふたり展」の開催を予定しています。
国登録有形文化財の旧家の蔵をお借りしての、展示会と言うことで、普段あまりご紹介していない、一点物の作品としての器などを中心として、展示をしていきたいと考えています。
展示会まであまり時間がないのですが、普段製作している定番の作品以外の作品を、新たに製作しています。
定番品などをたくさん製作していると、木を単なるマテリアルとしてしか、扱ってないのではないかと思う時があります。今回の展示会に向けては、少し立ち止まって、 じっくりと木と向き合って、できるだけ木の個性を生かした、作品を作っていければと思っていますが、会場となる旧家のレベルと比べると恥ずかしい限りです。
まだ製作途上の状態しかご紹介できませんが、出来上がった作品はは、展示会場でご覧いただければと思います。

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2014年6月16日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

納品・木材購入・展示会

日頃は、交通量の少ない田舎道を、のんびりと軽トラックで走っている日々なのですが、材料の仕入れの時だけは、やむを得ず、軽トラックで大都会の大阪へ。
今日は一日フル回転。神戸のお店「ギャラリー住吉倶楽部」さんへ作品の納品。その後、大阪で材木を購入。そして市内の百貨店とギャラリーで開催中の知り合いの木工家の展示会へと。
親しくしていただいている、木工家、想像工房の奥田守保さんから、大阪のギャラリーでアコースティックギターデュオの「ゴンチチ」のチチ松村さん主催の企画展に出展しているとのこと。そして同時期にうめだ阪神百貨店で、展示会をしていると連絡をいただいたので、見てきました。
阪神百貨店7階では、「キノシゴト店」(6月3日まで)というタイトルで、想像工房ワールドが、なごやかな空間を創っているのが印象的でした。
大阪市中央区にあるカフェギャラリー「The 14th MOON」で、チチ松村さんの企画による「やさしく かわいく おかしな インド店 展」(6月2日まで)は、インドをテーマにいろいろなアーティストが作品を持ち寄り展示しています。漫画家のグレゴリ青山さんをはじめ、それぞれの作家の方の解釈でインドを表現していますが、奥田さんの作品が一番笑えました。
チチ松村さんは、ほぼ毎日、14時ぐらいにギャラリーに来られているとのことでしたが、今回は、私の時間がなく、お会いできませんでした。
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材木は、いつも栗材を購入させてもらっている、大阪市西区の橘商店さんへ、栗材・名栗加工の専門店として、創業100年の老舗材木店。
なかなか栗の良材が少なくなっている状況の中で、良い栗材を購入でき、材木について、とても親身に対応していただける、大変ありがたい材木屋さんです。
今回は、栗の薄板を中心に買って、無事帰路につきました。

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花型の皿を彫る

工房の周辺もだいぶ暖かくなり、春めいてきました。
いろいろな花も咲き始め、最近彫っていなかった、花型の皿を彫ることにしました。
まだ、蕾もある、のんびりと工房の片隅で咲いている梅の花をモデルにして、新しいかたちの皿を彫ります。
銘々皿として、茶托としても使えるものにしました。
栗の板をこつこつと彫っていくのですが、皿の内側より外側に時間がかかって、なかなかはかどりません。
それでも、少し数がある方が花らしいと、頑張って彫ってみました。

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2014年3月27日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

手刳り椀の漆塗り

1ヵ月ほど前に、栗の木で彫っていたお椀が出来上がったので、拭き漆塗りをしました。
栗の木は、とても個性のある木で、同じ樹種でもその表情は、すべて異なります。
私の作品のほとんどは拭き漆で、木の表情をできるだけ生かして、木の個性や味わいを大切にしたいと思って作品作りをしています。
フリーハンドで手繰りのお椀の、ざらりとした彫り跡に、少し色を加えたり、違う漆を塗り重ねるなどしながら、杢目と合わせて、器がよりおもしろいものになることをめざして拭き漆をしています。
陶芸で言えば、手びねりや手回しロクロで作った器を、薪窯で焼いたような味わいが出せればと思いながら、作っているのですが、意図したとおりには、なかなかならないようです。

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2014年3月12日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ