工房の片隅に植えているブルーベリーの実を収穫しました。
ブルーベリーは、異種を混植するとよく実がなると言われているので、種類の違うブルーベリーを3本植えています。
まだ木が小さいこともあって、実は少ししか生りませんが、熟した実を口に入れると甘酸っぱい味はなかなかのもので、夏の味がします。
栗の板をはなびらのかたちにフリーハンドで彫った、はなびら皿に収穫したブルーベリーの実を入れてみました。
栗の板の色と紺色の実のコントラストが新鮮に感じます。
6月7日に製作記事を書いた栗の木の片口が仕上がりました。
栗の木の素朴な木目が好きなので、木目を生かしながら酒器などに使えるよう黒っぽい漆で仕上げました。
以前に作った栗の木の隅切り盆に載せ、ぐい呑みを添えてみました。水キレも問題なく、酒器以外にも多用途に使えそうです。
角コースターの追加製作依頼をいただいたので、同じものを複数枚作っています。
今回、私が作っている角コースターは、すべて直線と平面で出来ています。
こんな場合、丸鋸盤などを上手に使うと効率よく、短時間で同じものをたくさん作ることができそうですが、 私はすべてバンドソーで直線をカットしています。バンドソーの直線切り用のガイドは使わず、材に書いた輪郭線に沿って切っていきます。
当然、直線に切ったつもりでも微妙な歪みが生じます。その切断面は平鑿でととのえていきます。どうも時間のかかる仕事ですが、手で彫りながら器を作っている私には、機械的でない仕上がりも含めてこの方が性に合っているようです。
コースターは漆をしっかり塗りますので、角皿として多用途に使用できるようにしています。
5月31日のブログで紹介しました栃の角皿の漆塗りが終わり、仕上がりました。
今回の栃の板は、節や入り皮、ひび割れのある個性的な板でした。
あまり個性を強調しすぎると食器として落ち着かなくなるので、少し黒っぽい漆などを使いながらで全体をシックに抑え、栃の木特有の杢もあまり強く出すぎないようにしました。
最後は、漆の艶を多少おさえて仕上げとすることにしました。
栗の木を彫って片口をつくりました。
片口は、注ぎ口の水キレを注意して作れば、材料の大小に合わせていろいろな形や大きさのものができるので、好んで作っています。
厚さ7㎝の厚めの栗材を使って、少し深く容量のある片口を作ることにしました。
材料の雰囲気を見ながら、今回は彫る輪郭をフリーハンドで描き、彫っていきます。注ぎ口は、厚みのある材なので、U字状に彫り込まず、穴をあけて作ることにしました。その分、注ぎ口はちょっと手間がかります。
材を深く彫るのはけっこう大変な作業です。いろんな鑿を使って彫っていきます。
容量のあるぽってりとした片口ができましたので、酒器などにも使えるよう渋めの漆仕上げにしたいと思います。
お客様から製作依頼をいただいたキッチン用スツールが出来上がったので、納品してきました。
スツールは、足を悪くされたお客様が腰かけて台所仕事をされるようなので、座面は高めに合わせ、お尻が半分乗ったような座り方でも滑りにくいよう椅子の座面中央は、器づくりの要領で丸のみでくぼみを彫り、のみ跡はそのままに作りましました。
移動させやすい軽さにするため針葉樹で部材を作り、強度も考慮して製作しましたが、重量は2.9㎏で出来上がりました。お客様からは楽に移動させられると言っていただけて良かったです。
仕上げは、オイル仕上げにし、台所での水や油からの汚れを少なくするようにしました。
普段は刳りものの器しか作っていないのですが、器づくりのノウハウを取り入れた椅子を喜んでいただけて、とてもよい機会になりました。