工房 えらむ

木の器と手織の工房

22日

皿鉢料理のお皿をつくる

料理を仕事にされておられる方から。皿鉢(さわち)料理のお皿を作ってほしいと依頼をいただいて、彫り上げました。
皿鉢
料理といえば、大皿に盛付ける高知の皿鉢料理が有名ですが、大皿に旬の食材を美しく盛り込む料理を皿鉢料理とも言えるそうです。
かなり以前から木の大皿を作ってほしいと言われていたのですが、納期を決めていただかなかったことに甘えて、なかなか着手できなかったのですが、年末になってやっと彫り上げました。
最近頻繁に彫っている豆皿とは対極にある、縦56×横44×厚さ3.8センチのケヤキの大皿です。皿鉢料理のお皿と言えば、まん丸い陶器製の大皿が多いのですが、ご依頼者のこだわりのだ円の大皿。陶器のお皿でこのサイズになると、重くて扱いも収納も大変ですが、木製になるとその点はだいぶ楽になるようです。
久しぶりの大きなお皿づくりは、全身で体当たりする感じで面白い。私もこだわってちょっとドラマチックな印象のケヤキの杢の部分を選んで作りました。
皿いっぱいに盛られた料理が少なくなるにつれて、ドラマチックな杢模様が現れて、自然の木の豊かさとともに料理を味わっていただけると嬉しいなと思います。
これから漆塗り、できればお正月に間に合わせたかったのですが、間に合いそうにありません。申し訳ありません。

皿鉢料理 木の皿