来年2018年1月6日~1月14まで開催される、第57回日本クラフト展に出展いたします。
所属している公益社団法人 日本クラフトデザイン協会主催のクラフト公募展が東京六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで開催されます。
今年は「クラフトNEXT」と言うタイトルで開催され、私は協会会員作品というかたちで作品を出展しています。
私が、日本クラフト展を初めて見に行ったのは、確か1990年ごろだったと思います。
当時、いつかプロになりたいと言う思いから、独学故いろんな作品を見ることが何よりの勉強の場でした。
その頃は、インターネットなどほとんどなく、私が木の器作品を目にする機会は、作家の個展に行くか、公募展を見に行くぐらいしかなかったこともあって、日本クラフト展は、東京の松屋銀座店をメイン会場に、その後大阪の阪神百貨店に巡回して来ていたので、それを見に行っていました。
展示されている作品は、どれもスタイリッシュで洗練されたものばかりで、とても刺激的でした。
いつか、この会場に自分の作品も並べることができるだろうかと、製作を続け、2001年に初入選することができました。5回の入選の後、クラフトデザイン協会の正会員へ推挙いただいたことから、2007年より会員として活動しています。
会員になると、日本クラフト展への出展は、無審査になるのですが、公募で応募されてくる素晴らしい作品を見るにつけ、最近は、この公募展で自らの作品のレベルを問われる機会になっているのが、正直なところです。
新年の作品展示はここからスタートします。機会がございましたらご覧いただけましたらと思います。