ひとり盆を彫る

最近お盆を彫ることが多くなりました。
少し前に作った定番のお盆の縦22センチ、横32センチのサイズのものよりさらに小さなサイズで、縦16センチ、横26センチサイズのもの。
ひとり盆と名前を付けた、このサイズのお盆のご要望が何故か多くなり、こつこつと彫っています。
栗の木の柾目材で厚さは1.7センチほどですが、お盆の底の深さは7ミリほどと浅くしていますので、お盆と言うより、トレイと言う方が相応しいかもしれません。
作業効率が悪く、制作に時間がかかるのが悩ましいところです。いろいろ電動工具なども使っていますが、何と言っても、ここぞと言うところで、一般的な電動工具を使っていないところが、作業効率を悪くしているようです。まあ、どちらかと言うと電動工具を持っていない、使い方が判らないと言うのが正直なところ。その分、出来上がりが少々ゆるい雰囲気になっているのが、気に入っていただいている点なのかもしれません。
こんなお盆ですが、お盆のスタッキングには、配慮するなどの使い勝手は、少し考えています。
用途に応じてオイル仕上げ、漆塗り仕上げを行います。

栗の木のお盆栗の木のお盆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年3月24日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ