ワンプレート皿

2022年3月19日より4月10日まで、広島市中区にあります、Pier Lokki(ピエラロッキ)さんで個展をさせていただいておりますが、展示会用に製作したクルミの木のワンプレート皿です。
最近は、ひと皿にいろいろな料理を盛り付けるワンプレートの食事がちょっと人気。
華やかな見た目を楽しめるうえに、主菜・副菜・主食を食べられるワンプレート。
ワンプレートに使いやすい24センチ径と26センチ径のお皿を作りました。
このサイズになると、陶器のお皿だと少し重さが気になるところですが、木のお皿だと軽くて取り回しも楽で、収納もしやすくなります。
いろんな料理を盛り付けやすいように、お皿の底を広くフラットにしています。
水分のある料理も盛り付けられるように、水に強く、におい移り、色移りが気にならない、食品衛生法をクリアーしたウレタン含有の植物性油でできた、ウレタンオイルを塗布しています。
衛生的でオイルメンテナンス少なくて楽です。
表面に塗膜を作らないので、木のナチュラル感もそのままです。
Pier Lokki(ピエラロッキ)さんで展示販売しておりますので、機会がございましたら、会場にて実物をご覧ください。

「工房えらむ 田中陽三 Exhibition in Hiroshima」
日時 2022年3月19日(土)~4月10日(日) 11:00~17:00 水曜定休日
会場 Pier Lokki( ピエラロッキ) → click
広島県広島市中区本川町2丁目5-12 鳥越ビル3F

新作のだ円箱

2022年3月19日より4月10日まで、広島市中区にあります、Pier Lokki(ピエラロッキ)さんで個展をさせていただいておりますが、展示会用に新作のだ円箱を作り、出品しています。
だ円箱は、昨年末の姫路市のギャラリーでのチャリティ展に出品して好評をいただいたこともあって、少し大きさと形状の種類を増やして。作ってみました。
栗の木を彫って作ったの器部分に、栃の木で作った蓋を載せて、拭き漆塗りで仕上げています。
蓋の栃の木は、少し杢目模様の面白いものを選び、拭き漆塗りで杢目模様を浮かび上がらせてアクセントにしています。
ちょっとした小物入れやアクセサリー入れにしても楽しいですし、漆塗りで仕上げていますので、料理や食品を入れても衛生的です。
機会がございましたら、会場にて実物をご覧ください。

「工房えらむ 田中陽三 Exhibition in Hiroshima」
日時 2022年3月19日(土)~4月10日(日) 11:00~17:00 水曜定休日
会場 Pier Lokki( ピエラロッキ) → click
広島県広島市中区本川町2丁目5-12 鳥越ビル3F

工房えらむ 田中陽三 Exhibition in Hiroshima始まりました

本日、2022年3月19日より4月10日まで、広島市中区にあります、PIER LOKKI( ピエラロッキ@pierlokki)さんで展示会「工房えらむ 田中陽三 Exhibition in Hiroshima」をさせていただきます。
展示会場のお店のコンセプトとしては、メインを北欧雑貨のお店として営業されておられることもあり、この度の展示会では、オイル仕上げの木のナチュラル感を生かした器を中心とした、カジュアルで日常使いの作品を多く出品しています。
写真は、ピエラロッキさんの投稿からお借りしました。
今回出展している、クルミの木の豆皿です。
日頃作っている定番のものに加えて、ちょっと見慣れない豆皿があります。
左上の千鳥、右中ほどの鯛、その下のオシドリ、一番下の隅切り。
4点の新作を加えてみたのですが、定番にするには、デザイン的にもう少し検討の必要がありそうです。
とりあえず新作として楽しんでいただければと思います。
この度は、在廊の予定はございませんが、機会がございましたらご高覧ください。
日時 2022年3月19日(土)~4月10日(日) 11:00~17:00 水曜定休日
会場 Pier Lokki( ピエラロッキ) → click
広島県広島市中区本川町2丁目5-12 鳥越ビル3F

2022年サクランボの花

20220年、工房の片隅に植えたサクランボの花が咲きました。
工房の建設用の荒れ果てた土地を買って、雑木や笹やぶを取り払って、なんとか使える土地になった時に、最初に植えたのが、このサクランボの木。
もうかれこれ15年ぐらいは経ちますが、一本の木でも実がなるという説明書きとは裏腹に、育て方が悪いのか、ほとんど実がなることがない木。
それでも、桜より2~3週間早く花が咲き始め、花の少ない早春に彩を添えてくれるので、満足しています。
今年は、寒さが厳しかったせいか、開花は少し遅めで、最近の暖かさでいっきに花が咲き始めました。
ウグイスの声も例年は、2月下旬には聞こえるのですが、今年は3月上旬になってやっと、まともな鳴き声が聞かれるようになりました。
自然界の営みを、肌に季節を感じながら暮らせることは、ごくささやかなことに過ぎませんが、これが何とも嬉しく楽しいことに感じる日々です。

 

 

2022年3月15日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

工房えらむ 田中陽三 Exhibition in Hiroshima

来週末の3月19日より4月10日まで、広島市中区にあります、PIER LOKKI( ピエラロッキ)さんで展示会「工房えらむ 田中陽三 Exhibition in Hiroshima」をさせていただきます。
この度ご縁をいただいて、広島県で初めての個展をさせていただくことになりました。
会場のPier Lokkiは、同じ広島市中区にある北欧雑貨のお店で本店のPiroleikki (ピロレイッキ)さんのギャラリーとして営業されておられるところと言うことで、オイル仕上げの木のナチュラル感を生かした器を中心とした、カジュアルで日常使いの作品を多く作っています。
今回の展示会は個展になりますので、新作を含めて、木の器やトレイ、カトラリー、木のボタンなど、いろいろな種類の作品を用意しています。
初めての場所での個展ですが、機会がございましたらご高覧ください。

日時 2022年3月19日(土)~4月10日(日) 11:00~17:00 水曜定休日
会場 Pier Lokki( ピエラロッキ)  ホームページ → click
広島県広島市中区本川町2丁目5-12 鳥越ビル3F

2022年3月8日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

初めてのリモート会議

初めてリモート会議と言うのに出席しました。
こう言う仕事をしていると、リモート会議というのには、ほとんど縁がないものと思っていましたが、この度、所属している兵庫県民芸協会のイベント運営にかかわる会議をリモートで行うとのことで、はじめてのリモート会議を体験しました。
コロナ禍で、社会的には、リモート会議やリモートワークと言ったものは、ごく普通に行われているようですが、まったく初体験と言うことで、システム的にうまくできるのかと言うことも含めて、いささか緊張しながらの出席となりました。
実際には、出席者全員の顔が、モニターに映し出され、だれでもいつでも自由にしゃべれると言う意味では、ほどんど対面の会議と同じなのですが、意外とそれぞれの表情がしっかりと映し出され、そういったことでは、対面のリアルな会議以上に、意見に対する全体の反応が、一目で見渡せるような気がします。
なので、居間でリラックスしながら会議に参加できると言うイメージとは裏腹に、2時間余りいささか終始緊張した面持ちでの参加で、初体験もあり少々疲れた感があります。
今や職場や学校で、ごく普通に行われているようですが、これを日常的に続けるのは、なかなかストレスのたまることにように私は感じたのですが、これからは、こうしたことに慣れていく必要があるのでしょうね。

2022年3月7日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

展示会に向けてカトラリー作り

3月19日から広島市にある北欧雑貨のお店「Pier Lokki  ピエラロッキ」さんで開催予定の展示会に向けて、カトラリーを作っています。
展示会の依頼を1年以上も前にいただいていたのに、どうも製作スピードが遅く、いろいろなオーダー品と並行して製作していると、いつの間にか展示会の納期が迫ってきて、相変わらずのドタバタ状態。
作っているのは、定番のデザートスプーンとデザートフォーク。
最近は、金属のカトラリーと見紛うばかりの、スタイリッシュな木のカトラリーを作られる方が多くなりましたが、私の作るのは、いつもざっくりと彫った、太い持ち手のスタイリッシュとは言えない、まったりとしたカトラリー。
私の好みとして、太い持ち手が好きで、こんなのを金属で作ると重くてしょうがないところですが、木で作ると、ほとんど重さが気になることもなく、木だからできる太目のカトラリー。
こんなカトラリーがいいよと言っていただける方がおられると嬉しいのですが。

2022年3月5日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

2022年の梅一輪

2022年、今日から3月となりましたが、午後から雨が降り、相変わらず寒い一日となりました。
そんな日々ですが、工房の片隅に植えた、梅の木の花が咲きました。
工房の片隅に植えて、もうかなりの数年経つのですが、土地との相性が悪いのか、育て方が悪いのか、まあどちらかと言えば後者ですが、相変わらず小さな木のままです。
それでもなんとか、毎年花を咲かせてくれて、「梅一輪一輪ほどの暖かさ」と言う句がありますが、まさにそんな春を予感させる風情です。
2月は28日までしかなく、製作スピードの極めて遅い私にとって、1ヶ月が28日で終わってしまうというのは、納期までの日を短縮されてしまったようで、なんとも損をしたような気がします。
3月を迎え、つまらないことを考えていますが、梅の花を見ながら、寒さの厳しかった今冬とも早くおさらばして、エンジン全開と行きたいものです。

 

2022年3月1日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

手彫りのオーバルボックス

クルミの木で、手彫りのオーバルボックスを作りました。
播州織のファッションブランド「hatsutoki」さんの企画で、手彫りによるオーバルボックスを作らせていただきました。
大・中・小の3種類で、大は縦25×横18.5×厚6.9センチ、中は縦17×横12×厚5.8センチ、小は縦12×横9×厚4.2センチとなります。
オーバルボックスと言えば、一般的には、薄くした板を熱で曲げて作られるものがほとんどですが、木を彫って作たオーバルボックスも、一味違った雰囲気で楽しめると思います。
塗装は、撥水セラミック塗装で、木の持つ自然な質感を損なわず、におい移りも少なく、水分にも強い食品衛生法上問題のない塗装をしています。
食品を入れても清潔に保つことができます。
食品や小物入など、使い方は限定しません。
写真を撮り忘れていましたが、同サイズで漆塗り塗装のものも作っています。
「hatsutoki」さんのオンラインショップで販売いただいていますので、ご興味ある方はご覧ください。

「hatsutoki」オンラインショップ → click

 

2022年2月26日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

三人展 原・風・景 を見てきました

岡山県勝山市にある勝山文化往来館ひしお で開催されている、三人展 原・風・景を見てきました。
ガラス工芸家の磯谷晴弘さん、漆芸家の西川雅典さん、テキスタイル作家の岡本昌子さんの三人展です。
3名の作家の方は、私がかつて法人の解散まで所属していた、日本クラフトデザイン協会の会員として、活動の中核を担っておられた方々で、この度、漆芸家の西川さんから展示会の案内をいただき、岡山県勝山市の会場へ伺いました。
城下町の名残を残す町並みにある勝山文化往来館ひしおは、趣のある美しい建物で、展示物もしっとりと溶け込んで、とても落ち着いた素晴らしい展示となっていました。
3名の方の作品は、それぞれ心のこもった、素晴らしい作品で、作品の力を感じるものばかりでした。
今日は、3名の方によるオープニングトークイベントもあり、それそれの作品についての技法や作品に込められたメッセージを語っていただき、さらに深く作品を感じることができました。
私は、日頃は販売ための生活雑貨のようなものを作っていますが、時にはこのような熱のこもった作品を作れる力量を持ちたいものだと思いました。

2022年2月23日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ