片口を彫る

栗の木で片口を彫りました。
定番の片口として長く作っているものです。
厚さ8センチほどの片口ですが、片手で持ちやすくするために口径は小さめにしています。
口径の小さなものを深く彫るのは、少々大変です。
深い器を彫るのは好きで、専用の鑿や道具をパズルのように使いながら彫っていきます。
こんな作業が意外と面白くて、深い器の彫りが好きなのかもしれません。
彫った片口は、漆を塗って仕上げます。
木の片口は、熱くても、冷たくても保温性があり、持ちやすいのがいいところです。

2023年4月4日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ