2023年 工房のさくら咲く

2023年、今日3月23日に工房の入口付近に植えた、吉野桜の花のが咲きました。
工房のある所は、兵庫県中南部付近で、全国の桜の開花時期と比べると、少々遅めのエリアではあるのですが、昨日が、とても暖かい日だったためか、一気に咲き始めたようです。
昨年の開花は3月28日、一昨年は3月22日と、工房のある所は、兵庫県小野市の市街地より少し小高いところにあることもあって、平均的には桜の開花は4月に入ってからが多かったのですが、ここ数年は温暖化のせいか、かなり開花が早まっています。
サラリーマン時代は、ほとんど気にすることなく過ごしていた、細かな自然の移り変わりですが、今ではささやかな季節の移ろいが、なんとも面白く、楽しみながら毎日仕事ができることもいいものだと感じます。

2023年3月23日 | カテゴリー : 工房のこと | 投稿者 : えらむ

力丸雑貨店での3人展

大阪府豊中市にあります、力丸雑貨店さんにて2023年3月25日~29日まで、3人展をさせていただきます。
陶芸家の庄田春海さん、戸津圭一郎さんと工房えらむ・木の器の田中陽三による3人展です。
力丸雑貨店さんでの展示会の入店は、完全予約制となっておりますので、ご覧いただくには、あらかじめ入店予約が必要となっております。
初日3月25日~最終日29日までは同じ時間割となっております。
ご希望日とご希望時間帯を下記からお選びくいただき、力丸雑貨店さんのホームページのお問い合わせフォームよりお申込みください。
①13:00~13:45
②14:00~14:45
③15:00~15:45
④16:00~16:45

3月25日は、在廊予定です。

力丸雑貨店 連絡先 → click
大阪府豊中市東寺内町12-12 北大阪急行線 緑地公園駅最寄り

2023年3月20日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

hatsutokiの日傘のハンドル製作2023

兵庫県西脇市の播州織のファッションブランド「hatsutoki」さんの、自社ブランドのテキスタイルを使った、オリジナル日傘のセミオーダー用ハンドル(傘の柄)を今年も作らせていただきました。
自然をモチーフにした優しい色づかいやデザインのテキスタイルを使ったアパレル、ファッションアイテムを作られている、人気のファッションブランドhatsutokiさんが作られた日傘をイメージに、私がいろいろな木を使って、気ままにハンドルを削り出して作りました。
樹種もさまざまで、クルミ、トチ、ナラ、オリーブ、栗、ウォールナット、梨、ツツジ、ブナなど。
ハンドルは、つるつるに磨かず、刃物で削り出した状態で仕上げているので、手にしっくり馴染みます。
塗装は、食器にも使われる安全な塗料を使い、木のナチュラル感をそのままに、汗などによるべたつきを抑えるようにしています。
自然をモチーフにした生地の日傘と、天然木のハンドルは、しっくり馴染んで、自由に組み合わせて自分だけの素敵な日傘が作れます。
これから日差しの厳しい季節になります。この機会に一点もののマイ日傘をお供にされてはいかがでしょうか。
写真は、まだ塗装前の制作中のものですので、色合いが薄っすらしています。

2023年3月16日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

アセビの花

工房の建物のすぐそばに自生している、アセビの木の花が満開になりました。
まだ、肌寒い早春の時期に、いち早く可憐な花をたくさん咲せるアセビの花は、なんとも華やかです。
可憐な花とは裏腹に、アセビは馬酔木と書き、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされているそうです。
有毒成分を含む木ですが、白いスズランのような花をたくさん付けて、花の少ない季節に、目を楽しませてくれます。
3月に入って、工房の周りでは、ウグイスの鳴き声も聞かれるようになりました。
寒さの苦手な私にとって、暖かい春が待ち遠しい限りです。

2023年3月4日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

素のかたち4人展が終了しました

2023年2月11日より19日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」さんにて開催されておりました「素のかたち 4人展」が、昨日終了いたしました。
ガラス作家の音堂多恵子さん、金属アルミによる器制作者の森下シゲキさん、陶芸家の笹部充恵さん、木の器の田中陽三の4人による展示会でしたが、それぞれの個性を生かした表現を多くの方に楽しんでいただけたようです。
期間中は、沢山のお客様にお出でいただくことができ、無事4人展を終了させていただくことができました。
私としましても、在廊は2日間でしたが、沢山のお客様との出会い、異素材の作家の方との出会いで、今後の作品作りへの活力をいただきました。
お出でいただいた皆様、ギャラリーのオーナー様、スタッフの方、ご一緒いただいた作家の方には心よりお礼申し上げます。

2023年2月20日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

素のかたち4人展が始まりました

2023年2月11日~19日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催の「素のかたち 四人展」が始まりました。
初日は終日在廊しておりました。
寒い中ではありますが、本当に沢山の方にお出でいただきました。
盛会に展示会を開催することができ、皆様に感謝いたします。
ガラス作家・音堂多恵子さん、
金属アルミ・森下シゲキさん、
陶芸家・笹部充恵さん
木の器・田中陽三の4人による作品展です。
それぞれの素材を生かした作品が沢山並び、見ごたえのある展示会となっています。
機会がございましたら会場へお立ち寄りいただけますと幸いです。
会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9
期間 2023年2月11日(土)~2月19日(日) 11:00~18:00 (最終日は17:00まで) 会期中無休
在廊日 2月19日(日)
2023年2月13日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

素のかたち4人展 搬入

明日、2023年2月11日~19日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催される「素のかたち 四人展」に出展のため、本日搬入してきました。
ガラス作家の音堂多恵子さん、金属アルミによる器制作者の森下シゲキさん、陶芸家の笹部充恵さんと、木の器の田中陽三の4人による作品展です。
ギャラリー風来さんは、室内の什器の大半を、陶芸家の内田剛一氏のセレクトによる什器で設えられた、趣あるギャラリーです。

初日、2月11日(土)は、終日在廊予定です。
機会がございましたら会場へお立ち寄りいただけますと幸いです。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9
期間 2023年2月11日(土)~2月19日(日) 11:00~18:00 (最終日は17:00まで) 会期中無休
在廊日 2月11日(土)

2023年2月10日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

2023年 兵庫県民芸協会総会に出席

先日、2023年 兵庫県民芸協会の総会に出席してきました。
新型コロナウイルスへの対応のため、3年ぶりに対面での総会が、神戸ポートピアホテルで開催されました。
私の作品が、民芸的かと言われれば、そのような作品と言えるものではないのですが、兵庫県民芸協会は、作り手にかかわらず、民芸の愛好者であれば、年齢を問わず広く受け入れながら活動していることから、私も数年前に参加させていただきました。
もちろん、会員の方は、民芸的作品の創作者から、民芸の研究者、民芸作品の販売者の方など、コアに民芸とかかわっておられる方もおられ、こうした方との出会いは、とても刺激になります。
歴史ある活動の中で「兵庫県民芸」と言う機関紙も発行され、非常に組織的にしっかり運営されている組織であることも感じます。
私の作品はとても民芸とは言えませんが、民芸の揺るぎない精神性のようなものを、少しでも意識しながら作品作りに生かしていければと思います。

2023年2月8日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

素のかたち4人展 ギャラリー風来にて

2023年2月11日~19日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催される「素のかたち 四人展」に出展いたします。
ギャラリー風来さんでは、昨年2022年の「素のかたち 三人展」に引き続き、2023年の今年は、ガラス作家の音堂多恵子さん、金属アルミによる器制作者の森下シゲキさん、陶芸家の笹部充恵さんと、木の器の田中陽三の4人による、「素のかたち 四人展」を開催させていただきます。
今回は、素のかたちを、お皿を中心としたとした各種の器等の作品で構成される展示会となりますので、私も各種のいろいろなサイズの木のお皿を中心に各種器等を展示させていただく予定です。
それぞれ、各素材で素晴らしい作品を作られている方ですので、いろいろ刺激をいただき、ご一緒させていただくことを楽しみにしています。
機会がございましたら会場へお立ち寄りいただけますと幸いです。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9

期間 2023年2月11日(土)~2月19日(日) 11:00~18:00 (最終日は17:00まで) 会期中無休

2023年2月1日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

2023年の雪の日

2023年1月、10年に一度と言われる寒波の到来とかで、昨夜から工房のある辺りも雪が降り始めました。
今朝のSNSの投稿は、だれもが降雪の写真の投稿で持ちきり状態。
40センチ積もったとか、80センチ積もったとか、雪かきに追われる投稿に目を奪われます。
私の工房に来られる人の多くの方が、冬は雪で大変でしょうねと言われますが、実際はほとんど雪が降らない地域で、年に2~3度、5センチぐらい積る程度です。
それでも大寒波の降雪後の今朝の工房仕事は、ちょっと無理と判断してお昼に工房へ。
みなさんの投稿にあるような雪景色の工房を想像していたのですが、お昼には雪は、ほとんど解けてしまって、期待していた雪景色と言えるような風景はありませんでした。
大量の降雪で、困っておられる地域の方からすると、こんな投稿は失礼かと思いますが、ささやかな工房の季節の風景としてお許しください。

 

2023年1月25日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ