メジロの季節

工房にある猫の額ほどの雑木林にも、この季節になるといろいろな野鳥がやって来ます。
今年も、工房の近くでメジロの鳴き声がよく聴かれるようになりました。
スーパーで、見切り品のミカンを格安で買ってきて、仕事場の目の前の山桜の木に、輪切りにして付けておくと、メジロが食べにやって来ます。
決して珍しい光景ではないのですが、野鳥が目の前3メートルほどの位置で、ミカンを啄んでいる姿を見ながら、仕事をするのは、なかなかほほえましく、楽しいものです。
しがしながら、のんびり見ていられるかと言うとそうではなく、メジロがミカンを離れた隙に、必ずヒヨドリがやって来て、メジロより4倍はあるかと思われる図体で、ミカンをあっという間に食べてしまうか、引きちぎって地面に落としてしまうのです。
ちょっと下を向いて仕事をしている隙に、ミカンを全部食べてしまうので、しょっちゅうやって来るヒヨドリを追っ払うのが、なかなか大変。
同じ野鳥ながら、その扱いがえらく違うのですが、ささやかな楽しみのために、ヒヨドリには気の毒な思いをしてもらっています。
とは言え、いつもヒヨドリにすべて食べられて、お楽しみは終わってしまうのですが。

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2016年2月5日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

薪ストーブと鋳物のアイテム

昨年末からお正月前後は、妙に暖かい日が続いて、工房の薪ストーブの出番が無い日も多かったのですが、さすがに最近は、本来の冬の姿に戻って、薪ストーブの本格的な季節となりました。
薪ストーブは、工房にとって大変重宝するアイテム。
もちろん第一に部屋を暖めてくれる。
火が燃えている姿を見ていると、心が休まる。
木工作業で出る木くずがすぐ焼却できる。
一日中湯が沸かせる。料理ができる。
なんと、すばらしいアイテムではないでしょうか。
と言うことで、薪ストーブにかかせないのが、ケトルと鍋。
愛用しているのは、東北の鋳物製のもの。ケトルは、所属している日本クラフトデザイン協会の会員の大先輩の増田尚紀氏のもの。まだ薪ストーブを使っていなかった、30年前にフォルムに惚れ込んで購入して、ずっと使っています。
鍋は、及源(oigen)ブランドのもので、これもスタイルと機能性に惚れ込んで購入したもの。
鋳物製のしっかりしたふたつのアイテムは、一日中ストーブの上にあって、スタイリッシュに空間を演出し(ちょっとストーブが小さいですが)、安らぎを与えてくれるお気に入りです。

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2015年工房の大晦日

2015年の大晦日。
午前中は、毎年恒例の野山で集めた材料でしめ縄作り。
藁は実家の田んぼでもらってきたものですが、ウラジロ、ナンテン、松、竹は、付近の雑木林などへ調達に。
工房を留守にしている間に、どなたかが紅白の葉牡丹を置いて行ってくれました。この時期、このような贈り物は、大変ありがたいものです。
午後からは、工房の掃除と、来年につなげる木の器作品をひとつ作って今年の締めくくりとしました。
自然と寄り添いながら作品を製作し、今年もいろいろな場で、沢山の方に作品を見ていただき、触れていただきました。
多くの方に支えられて、今年も活動してこれたことに感謝したいと思います。
この一年ありがとうございました。

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2015年12月31日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

ご近所の牧場

工房の周りは市の中心から外れた、普通の田舎町に過ぎないところなのですが、工房で仕事をしていると、ヤギや羊の鳴き声が聞こえてきます。
鳴き声の聞こえて来る、工房のすぐご近所の西村牧場さんを訪ねてきました。
西村牧場さんは、乳牛の酪農を中心に営んでおられますが、飼っておられる動物の多さでは、本当に動物好きのユニークな牧場ではないかと思います。
乳牛は、畜舎を動き回われるようになっていて、狭いところに固定しないスタイルでゆったりと飼育されておられます。
そして乳牛以外に、ブタ、ニワトリ、ウマ、ヤギ、ヒツジ、イヌ、ネコ・・・・などいろんな動物が、ゆったりと暮らしています。そのうちの馬は、東北の震災で飼育が困難になっていた馬を、引き取りに行って飼育されているそうです。卵を産まなくなったニワトリもずっと大切に飼育されておられるとのことで、 どの動物たちもストレスを感じることなく、ゆったりと暮らしているのが印象的です。本当に動物好きの方のようで、まるでムツゴロウさん(畑正憲さん)のような方に感じます。
これからもっと動物と触れ合える場所を計画されておられるようで、楽しみです。

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2015年5月19日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

じゃがいもと椎茸の植え付け

最近は寒さもやわらぎ、気温の上昇とともに、工房の周辺の木々も春らしくなってきました。
自然の移ろいを肌で感じながら生活することは、とても気持ちのよいものです。
少し出遅れた感もあるのですが、じゃがいもと椎茸の植え付けをしました。
今年のじゃがいもは、定番の「メークイン」とはじめての品種「シンシア」。
「シンシア」は煮物とサラダに向いた貯蓄性の良い品種ということで、今年初めて植えてみることにしました。種芋の切り口には、工房の薪ストーブの灰をまぶして、植え付けました。
そして今年初めて椎茸の植え付けをしました。コナラの原木にドリルで穴を開け、シイタケ菌を埋め込めば完了。年内の収穫は無理かと思いますが、初めての椎茸栽培、ささやかな楽しみが増えました。
四季折々に野菜や果物を栽培し、食することは、何ら特別なことではありませんが、暮らしが自然とともにあることに、喜びを感じます。

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2015年3月20日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2015年 新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
2015年の幕開けです。工房えらむの活動も4年目を迎えます。
今年の最初の大きなイベントは、テーブルウェア・フェスティバル2015への参加になるようです。
フェスティバルの初日には、テーブルウェア大賞オリジナルデザイン部門の、書類審査を通過した作品の現物による審査発表があるので、共同製作者の芦田俊一氏と、会場の東京ドームに足を運ぶ予定にしています。
非常に規模の大きな食器と食空間コーディネートの展示会と言うことで、大切な器の勉強の機会にしたいと思います。
少しずつ活動の幅を広げながら、多くの方に喜んでいただける作品づくりを目指して、活動していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2015年1月1日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

工房の大晦日

2014年の大晦日。
今日は、漆塗り中の作品の、漆研ぎを少しして、工房の掃除をして終わりました。
そして、毎年恒例の、付近の野山で集めた材料で手作りした、しめ縄を飾りました。
藁は、実家の田んぼでもらってきたものですが、あとのウラジロ、ナンテン、松、竹は、付近の山からのいただきもの。
自然とともに生活するスタイルのなかで、作品を製作し、今年もいろいろな場で、作品を見ていただき、触れていただきました。
多くの方に支えられて、今年も活動してこれたことに感謝したいと思います。
この一年ありがとうございました。

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2014年12月31日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

薪ストーブに火を入れる

今日から12月。今年初めて、工房の薪ストーブに火を入れました。
荒壁だけで、隙間だらけの工房の冬の必需品となっている、薪ストーブ。ヨーロッパ製の鋳物のストーブは、値段も高く、重くて一人で設置するのは無理なので、設置しているのは、鋼板製のリーズナブルなストーブ。それでもシンプルなデザインが気に入っています。
もうそろそろ薪ストーブの出番と思い、煙突掃除、ストーブのメンテナンスを済ませて準備していたのですが、意外と寒くない11月下旬に出番のないまま12月を迎えました。
今日も、天気は良くないもののそれほど寒くはなかったのですが、明日から本格的に寒くなるとの予報で、ストーブの試運転となりました。
長く使っていない時は、使い始めは、あまり温度を上げ過ぎない方が良いとのことなので、今日はこの時期としては、気温も高めで、慣らし運転には、ちょうど良い日でした。
薪ストーブには、お気に入りの南部鉄のケトルをのせて、お茶をいただくのが、これからのささやかな楽しみです。

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2014年12月1日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

小野市の満勝寺

秋も深まり、工房の周辺の野山も美しく色づいて、とても色鮮やかになっています。
工房の500mほど東に、工房のある小野市万勝寺町の地名の由来となったお寺、満勝寺(まんしょうじ)があります。
美しいモミジやイチョウの木のある、満勝寺を久しぶりに訪れました。
729年(天平元年)に創建されたとされるお寺ですが、お寺の行事のある時以外は、訪れる人も少なく、静かで気持ちの良いお寺です。
この時期、有名な観光地には、溢れんばかりの観光客で、ごったがえすところもあるようですが、身近なところで静かに紅葉を楽しむのもいいものです。
ちょうど、紅葉も見ごろで、だれもいない静かな境内で、秋を堪能しました。

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2014年11月26日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

シロバナタンポポ

工房の敷地の片隅に、白い花のタンポポが今年も咲きました。
元々敷地に生えていたタンポポではなく、植えたもの。
そして飛んだ種から、わずかにその株を増やしています。
「シロバナタンポポ」と呼ばれる数少なくなった、日本の在来種のタンポポ。
数年前、京都府綾部市の山間いの古民家で、吹きガラス工房をされている作家さんを訪ねた時、田んぼのあぜ道や河原に、見慣れない白い花の大きなタンポポが咲いているのに感激して、河原に生えていた株を少し持ち帰って、工房の敷地に植えたもの。
今、野原でみられる黄色い花のタンポポは、ほとんどが外来種のセイヨウタンポポで、日本の在来種は、ごく僅かしか残っていないとのことです。
外来種のセイヨウタンポポは、乾燥に強く、アルカリ性の土壌を好むなどの性質により、日本の国土が都市化したことで、その勢力を拡大し、在来種を追いやってしまったようです。
そんなタンポポの世界で、白い花を咲かせながら、種を守り続けている姿が、とても気に入っています。

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2014年4月11日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ