2021年の暑中お見舞い

2021年 暑中お見舞い申し上げます。
ここ数日、工房内の温度計が30度を超える暑い日々が続いています。
小さな林に囲まれ、野池に面した工房には、野池を渡ってくる風が心地よく、この風のおかげで、暑い工房で仕事を続けることができます。
とは言っても、風のない日もあり、さすがにそんな日は扇風機に頼っていますので、自然環境だけで、暑さを乗り切ることができないのが現実です。
今年は、例年になくセミの多い年のようです。木にとまっているセミの数がすごく多く、朝から順にいろんな種類のセミが、にぎやかに鳴いています。
ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシと、セミ好きの方がおられたら、なかなか楽しいところです。
小さな林の工房ですが、多様な自然の表情を感じながら仕事ができることは、嬉しいことです。

 

2021年8月6日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

工房の林のキノコ

2021年の梅雨末期の工房は、毎日雷雨の続く不安定な日々です。
おかげで、工房の敷地はたっぷり水を含んで、至る所からキノコが生えてきました。
大きなキノコも生えてきて、これが食べられるとどんなにいいだろうかと思うのですが、名前も判らず、もちろん食べる勇気もなく、悩ましい気分です。
山のキノコを採って来ては、いろいろ食べていると言うO氏にも見てもらいましたが、食べられるキノコかは判然とせず。
コナラとシバグリの木の、庭のような小さな林に、いろいろなキノコが生えてくると言う、自然の営みがあることが妙に嬉しくなります。
食べられるキノコでなくても、キノコの生えている風景は、ちょっと童話の世界のような雰囲気で、なかなかいいものです。

2021年7月14日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2021年豪雨の七夕

2021年の7月7日、今日は七夕ですが、朝から豪雨の空模様。
工房のある近畿地方は、例年よりかなり早く梅雨入りしたこともあって、少しは早く梅雨明けするのではないかと、勝手な観測をしていましたが、今もって雨ばかりの日々です。
各地では、豪雨による被害も発生しており、一日も早い人命の救助と、災害の復旧を願うばかりです。
工房も朝から豪雨に見舞われ、敷地は水浸し、許容量を超えた雨樋から滝のように雨水が降っています。
とは言っても梅雨の時期の見慣れた光景で、この鬱陶しい日々も、毎年の季節の姿ととらえて、たいして気にもせず仕事をする日々です。
こうしてみると日本の四季は、なんと変化に富んでドラマチックなことかと思います。最近は、地球温暖化による影響のせいか、その変化が急激なことが気になりますが、人間が地球と言う自然と寄り添って生きるという事は、その変化にあらがうことなく、馴染んでいくしかないのだろうと思います。

2021年7月7日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

工房をつつくもの

最近、工房で仕事をしていると、特定の場所からビリビリビリとか、ブルブルブルと言った振動音が聞こえてきます。
いつも工房の屋根で暴れまわっているカラスの音とは、ちょっと違う様子。
なかなかその音の正体をつかめなかったのですが、やっとその正体を写真に収めることができました。
音の正体は、キツツキの仲間コゲラが、工房のガラス窓の仕切りの柱をつついていたのでした。コゲラは、混群と言って、シジュウカラやヒガラなどと一緒に群れで行動していて、時々その群れと一緒に工房の小さな林にやって来て、朽ちた木などをつつく音が聞こえるのですが、単独で、工房の柱をつつくコゲラに出会ったのは初めてです。
工房の建物自体、廃材で出来ているので、柱の中に虫などがいるのかもしれませんが、それにしても、あまり餌など得られそうにない、柱を度々につついている変な奴がいるものだと思います。
工房のある場所は、森林でもない、水田の一角の雑木の生えたところと言ったところですが、こんなところにも、いろいろな野鳥がやって来て、楽しませてくれます。
最近、どうもぐうたら仕事をしている工房の主を、からかっているのかもしれませんね。

2021年6月24日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2021年初夏の収穫

梅雨の晴れ間とは言え、初夏を感じる気温の上昇に、体がなかなか慣れない日々。
今日は、工房の隣の畑でジャガイモの収穫。
今年は、メークインだけですが、収穫はまずますで、かたちのいいイモが収穫できました。
これから、徐々に夏野菜の季節を迎えます。今年はどんな恵みをもたらしてくれるか楽しみです。
工房の敷地に植えた桑の木が、今年はたくさん実をつけました。昨年は、小さな実が多く収穫量が少なかっただけに、今年は思いがけず、沢山の収穫ができそうです。
桑の実は、独特のコクのあるうま味のある実で、夏にはぴったりのジャムや飲み物にすることができます。
自分で食べる野菜や木の実を自分で収穫、ささやかながら自然を味わうことの喜びを感じます。

 

2021年6月8日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2021年の梅雨入り

工房のある近畿地方が、今日梅雨入りしました。
今年、2021年の近畿地方の梅雨入りは、観測史上最早とかで、例年より20日以上も早く梅雨入りしました。
4月上旬から始めた、工房の外壁工事もちょうど終わり、工房は全面、焼杉板が張られ、引き締まった表情に変わりました。
例年、梅雨から台風の時期にかけて、工房の劣化した土壁の外壁から、雨水がしみ込んで、内壁が滝のように、浸水することがあり、いつもひやひやしていたのですが、焼杉板を張ったおかげで、この心配から解放されることになりました。
これで、工房の建物も小さな雑木林の一員として、当分佇み続けることができるような気がします。
ところで今年は、ツバメの姿をあまり見かけません。例年だと、春の空を軽やかく舞うツバメの姿をよく見かけるのですが、今年は非常に少なく感じます。例年より異常に早い梅雨入り、大陸を横断するツバメ達も、特異な地球の気象の変化を感じているのかもしれません。

 

2021年5月16日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

道路脇のアベマキ

工房からほど近くの道路の脇に、ぽつんと一本のアベマキの木があります。
工房の周辺は、水田と雑木林に囲まれたところなので、アベマキの木があることは何も特別なことはないのですが、なぜかぽつんと一本の木が道路脇にたたずむ姿を見ると、嬉しくなります。
木がここまで大きくなるまで、切られることなく、見守ってこられた地域の方の温かさのようなものも感じます。
うす緑色だった葉も、今ではすっかい濃い緑にかわりました。秋には大きなドングリも落ちて、道端でしっかり、ひとり四季の移ろいを見せながら、たたずんでいるアベマキの前を歩くのは、妙に楽しい気分です。

 

2021年4月27日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

春蘭を頂く

工房に時々立ち寄られる隣町の鍛冶師さんから春蘭(シュンラン)をいただきました。
鍛冶師さんは、木工業界では伝説的と言えるほどの、鉋や鑿を造られる方ですが、山野草にも造詣が深い方で、これまでもいろいろ山野草についても教わってきました。
鍛冶師さんから電話で、春蘭を植えへんかと連絡があり、私も春蘭は、好きな花だったので、二つ返事でいただきますと。
庭のかたずけで、取り除くことになった沢山の春蘭の株が、私の工房の敷地にやって来ました。
春蘭は、北海道から九州に広く分布し、日本を代表する野生ランで、シンビジウムの仲間だそうで、主に里山や人里に近い山地の雑木林などに自生し、古くより季節の花や祝いの花として親しまれてきました。
春蘭は、ランとしての派手さはなく、里山に自生する、清楚な感じが魅力的です。上手く工房の日陰に根付いてくれるといいのですが。
そして、鍛冶師さんから春蘭にまつわる頂きものをもう一つ。春蘭の花を塩漬けしたもの。
塩漬けした春蘭の花を白湯にいれると、湯呑の中で、きれいに花が開きます。春蘭の香りと塩味のきいた飲み物を美味しくいただくことができます。
鍛冶師さんとは、いつもこんな感じで、感謝に堪えません。

桜とミツバツツジの開花

今年は、例年になく早く、工房の桜が開花しましたが、それを追いかけるかのように工房に自生するミツバツツジの花が開花しました。
例年は、4月上旬に桜が咲き始め、桜がほぼ咲き終わるころ、ミツバツツジが咲き始めるのが通例ですが、今年は、ほぼ同時に、それも4月に入ったと同時に満開です。
大変美しい桜とミツバツツジのツーショットが楽しめています。
気温や気象条件がもたらす、ささやかな自然現象の彩は、なんともドラマチックで感動的なものです。

 

2021年4月2日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2021年 工房のさくら咲く

2021年の工房の桜が咲きました。
今日3月22日に工房の入口付近に植えた、吉野桜の花の開花を確認しました。
例年より非常に早い開花です。
工房のある所は、兵庫県小野市の市街地より少し小高いところにあることから、小野市の中でも桜の開花の遅い地域で、例年は4月に入ってやっと咲き始めるのですが、今年は驚くほど早い開花となりました。
全国的に、記録的な早い開花の便りが寄せられていますが、私の工房でも記録的な早さとなりました。
例年にない、いろいろな気象的要因が、全国的に早い開花をもたらしたのだと思いますが、工房の片隅に植えた小さな桜の木も、感度よく特異な気象条件をとらえていたのが、なんだか健気に感じます。
こんな、ささやかな季節の移ろいを楽しみながら、毎日仕事をしていますが、どうも最近は、ほとんど惰性で仕事をしているような日々で、私ももう少し感度よく、世間の状況を察知して、動くことが必要かなと、ふと思いました。

2021年3月22日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ