工房 えらむ

木の器と手織の工房

07日

栃の角鉢を彫る

日頃は栗の木で器を彫っていることが多いが、栃の木も好きな木のひとつ。
今回は、栃の木で角鉢を彫った。
できるだけフリーハンドで、気分に任せて彫っていく。
栃の木は一見おとなしい木の印象があるが、内に秘めた個性の強い木だと思う。
その実、拭き漆を施すと、その個性が現れる。特別なことはなにもしない、ただ漆が木にまかせて染み込んでいくだけ。
その表情には、地味なものから派手なものまでさまざま。どんな表情と出会えるのか、そこが楽しみで栃の木を彫っているような気がする。

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