工房 えらむ

木の器と手織の工房

21日

彼谷利彬 乾漆の器展

今日は、「賑々しくお正月迎え展」でお世話になるギャラリー住吉倶楽部さんへ、納品に行ってきました。その延長で、親しくしていただいている漆芸家、彼谷利彬さんの作品展「乾漆の器展〜自由なかたちと表情」を大阪梅田の阪神百貨店へ見に行ってきました。
乾漆の器は、木で作った木地に漆を塗るものと違い、あらかじめ粘土などで器の型を作って、その上から漆を塗った麻布を重ねていく作業を何度も繰り返して、丈夫な器の素地をつくります。彼谷さんは、この工程だけで約3か月かかるそうです。そして出来上がった素地に漆を繰り返し塗っていくことで仕上げていかれます。この工程にさらに約3か月。一つの乾漆の器を完成させるのに6ヶ月かかるそうです。乾漆の作業は、根気いる作業ですと仰っておられました。
そして、何より普段使いの丈夫な器づくりを心がけておられるそうです。
彼谷さんの乾漆の作品は、手間を惜しまず、丁寧に根気よく続ける作業の中から表現される自由なかたちと、とても柔らかいフォルムが印象的でした。
彼谷さんの作品展は、大阪 阪神百貨店梅田本店7階で11月26日(火)までです。

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