工房 えらむ

木の器と手織の工房

13日

水上村・川のほとり美術館

久しぶりに姫路市にある「水上村 川のほとり美術館」に行ってきました。
「川のほとり美術館」は、姫路市在住の版画家 岩田健三郎さんご夫妻が建てられた、私設の小さな美術館です。
国内外のフォークアートを中心とした、展示も興味深いものがあるのですが、むしろ喫茶のコーナーで、のんびりと岩田さんご夫妻やご家族とおしゃべりをしながら過ごすのが、何より楽しいので、時々出かけています。
版画家 岩田健三郎さんを知ったのは、ちょうど20年前、もう今はありませんが、神戸市内のギャラリーでたまたま見かけた木版画展が、ものすごく面白くて、2度見に行きました。どちらの日にも版画家の岩田さんは在廊されておられなかったのですが、2度目に気に入った小さな版画を購入しました。そして気になったのが、ギャラリーの片隅に置かれていた、すべて手書き原稿を印刷した冊子「ヘラヘラつうしん」。それがなんと80ページもある冊子で、小さな手書き文字と挿絵がびっしり、そして内容もへらへらと書き綴ったと言われていますが、骨のある文章。それにまた感動して、すぐ夜自宅から岩田さんのご自宅に電話して、定期購読を申し込みました。
「ヘラヘラつうしん」から岩田さんの人柄や活動を知るにつれ、その魅力に引かれていきました。そんな岩田さん夫妻が、1999年に姫路市の、むかし高瀬舟の行き交った旧水上村 船場川のほとりに小さな美術館を建てられました。
久しぶりに訪れた美術館。この日は岩田さんご夫妻はおられませんでしたが、娘さんの旦那さんに、今展示中の中国金山の農民画の画集を見せてもらったり、以前ここで教えてもらった、女性の靴作家の方に作ってもらった靴の話などをしながら、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

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