工房 えらむ

木の器と手織の工房

24日

北斎 ボストン美術館浮世絵名品展

神戸市立博物館で開催されている。「北斎 ボストン美術館浮世絵名品展」を見てきました。
海外で保管されている、浮世絵の大きな規模の作品展を見るのは初めてであること、そして何より究極のエコロジー文化の時代である、江戸時代の生活ぶりや風景を感じ取ることができる機会として、見てきました。
江戸文化は、何と言っても化石エネルギーや電気を一切使わない社会が作り上げた、すばらしい文化社会。そしてどこか神秘を帯びた、人間社会。
北斎の版画は、そんな時代に生きる人物像を、随処に登場させています。そして、美しい日本の原風景をさらにデフォルメして表現し、江戸時代がいかに素晴らしい時代であったかを表現しているように思います。
北斎の版画には、江戸時代にあって、外国の絵も意識して、絵の中の表題を、ひらがなを横書きするなど、斬新な表現をしている作品もありました。
強い探究心をもった、時代の先端をゆくアーティストであったことを感じさせてくれました。

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