しのぎの酒器を彫る 昨年から、少しマイブーム的に彫っている鎬(しのぎ)で、酒器を作りました。 栗材に三分ほどの丸鑿で、鎬を入れた片口とぐい吞みを彫ってみました。 鎬を器のどこまで彫るかで、器の印象はかなり変わるようです。今回は、口あたりや手触りを考えて、器の口の少し手前で止めることにしました。 最終的には、漆を塗って仕上げる予定です。陶器に比べて、木の器の保温性、断熱性の高い特徴を生かした、使いやすい酒器になってくれればと思います。