縁の浅いお盆

栗の木を彫って縁の浅いお盆を作りました。
そして角を少し丸くしてやわらかい雰囲気にしました。
縦20㎝、横30㎝、縁は5mmぐらいの深さです。
最近、日本茶や抹茶を入れる所作を楽しみながら飲まれる方が多くなり、お茶を入れたり、抹茶を立てたりするための場として、お盆を使用されているのをよく見かけるようになりました。
お茶を入れる場としてのお盆は、縁が浅い方がお茶を入れる所作がしやすく、また茶器の見栄えも良いように思います。
そのまま、お盆でお茶を飲まれても、味わい深い雰囲気が楽しめるのではないかと思います。
仕上げは、私が考えた色合いの拭き漆塗りで仕上げる予定です。
漆の色味とお茶の色は相性が良いように思っています。

2026年4月18日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

お盆に寄せる思ひ

最近、いろいろな方からの求めに応じてお盆を作らせていただくことが増えました。
これまでのお盆は、器などをのせやすく、バランスよく運びやすいものとして作らせていただくことがほとんどでした。
最近では、お盆をお茶やお酒を嗜むところと位置付けて用いられることが多くなったように思います。
そんなお盆に求められることは、お茶やお酒を楽しむ空間を創り出して、その世界観を深く感じられる場を演出するものと言う風に感じます。
そのような意味では、素材との一期一会を楽しみながら、一点もののお盆を作ることがまた楽しくなりました。

 

2026年4月11日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

2026年の工房の春

工房の桜も満開となり、2026年の工房の春も真っ盛りとなりました。
工房のすぐ隣にお借りしている畑からの風景が、とても田舎の春らしい風景になり気に入っています。
写真の右には、満開の吉野桜、左の濃いピンクの花は陽光桜でどちらも敷地に植えたものが成長してしっかり花を咲かせるようになりました。
吉野桜のすぐ左の濃い緑の木は、自生しているアズキナシの新芽、そして扇型に枝を広げた大木は、自生しているコナラの木々。
私の創作活動の日々を支えてくれている、工房の小さな森の風景です。

2026年4月3日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2026年工房の桜咲く

2026年3月27日、工房の敷地に植えた吉野桜が咲き始めました。
ここ数日、少し寒さも和らいで暖かくなったせいか、思いがけず桜が咲き始めました。
昨年の開花は3月31日でしたので、少し早い開花となりました。
やはり日本の春は、桜の開花とともに始まることを実感します。
最近は、暑さ寒さが極端で、日本らしい風情ある季節感を感じにくい日々ですが、春の到来を穏やかに告げる桜を愛おしく感じます。

2026年3月27日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

Button Inspiration vol.20が始まります

東京銀座の松屋銀座7階遊びのギャラリー1979にて、開催されるボタンの展示会、「Button Inspiration vol.20」が2026年3月25日より始まります。
陶器やガラス、布、木などさまざまな素材で創作活動されている、63名の作家により作られたボタンの展示販売会です。
私は木を素材とした様々なスタイルのボタンを出品、販売いたします。
最近では、ファッション関係の仕事をいただくこともあり、アパレルメーカーさんから日傘のハンドルの製作依頼をいただいたり、今回はボタンを製作したりと、普段製作している木の器以外の製作も違った感覚を求められ楽しいものです。
ボタンに興味がございましたらぜひ会場にお立ち寄りください。

会場 松屋銀座7階 遊びのギャラリー1979 東京都中央区銀座3-6-1
期間 2026年3月25日(水)~3月31日(火) 11:00~20:00
25日(水)12:00~20:00
29日(日)11:00~19:30
31日(火)11:00~17:00

2026年3月23日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

Button Inspiration vol.20に出品

東京銀座の松屋銀座7階遊びのギャラリー1979にて、2026年3月25日より開催されるボタンの展示会、「Button Inspiration vol.20」に出品させていただきます。
陶器やガラス、布、木などさまざまな素材で創作活動されている、63名の作家により作られたボタンが、展示販売されます。
私は木を素材としたボタンを出品、販売いたします。
木の杢目を生かしたもの、漆塗りのもの、木彫りのも、布と組み合わせたものなど、木の様々な表情を生かしたボタンを作りましたので、ご覧いただければと思います。
お近くの方がいらっしゃいましたら会場にお立ち寄りください。

会場 松屋銀座7階 遊びのギャラリー1979 東京都中央区銀座3-6-1
期間 2026年3月25日(水)~3月31日(火) 11:00~20:00
25日(水)12:00~20:00
29日(日)11:00~19:30
31日(火)11:00~17:00

2026年3月20日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

日本茶とお盆

最近は、海外で日本茶や抹茶を飲まれる方が多くなったようで、日本の茶器やお盆に興味を持たれる方も増えているように感じます。
日本では、お盆はどちらかと言えば器を運ぶための道具として使われることが多いようですが、海外ではお盆は、日本の文化や風情を感じながらお茶を飲むための、背景をつくる道具として用いられているような印象があります。
小さなお盆のなかに日本の詫び寂びのような風情を感じながら、より深くお茶を味わうための道具としてのお盆の役割もとても面白いと思います。
私も数年前から、ヨーロッパ方面の日本茶カフェで使用されるお盆を作らせていただいています。
より日本の自然や風情を感じてもらえるようなお盆の製作を意識するようになりました。
さまざまな表情の栗の木などを彫って、私は緩やかに日本を感じてもらえるお盆ができればいいなと思っています。

 

2026年3月15日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木の小盆

栗の木で小さなお盆を彫りました。
縦16㎝、横26㎝、厚さ1.8㎝の小さなお盆です。
私は、1枚の板を丸ノミを多用してざっくり彫り上げて製作しています。
1枚の板を彫ったお盆は、まさに額縁に入れた絵画のようなものと言えるかもしれません。
木の杢目や質感が、お盆の表情を創り出すところがシンプルで面白いと感じます。
小さいお盆は、お茶やコーヒーをいただく際の茶托やソーサー代わりに使えて、お菓子や料理のお皿として楽しめます。
収納のためのスタッキングにも考慮して作っています。
今回は、透明な塗装で仕上げる予定です。

 

2026年3月2日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

共同出版の本に投稿しました

この度、ご縁をいただいて共同出版の本に投稿させていただきました。
出版された本は、あうん社「食農とクラフトな活き方・食と農と里山Vol.6」平野隆彰 編著です。
地域創生から見えてくるものをテーマに、各地でさまざまな取り組みをされている12名がそれぞれの思いを綴った本となっています。
私は、自然と共に生活することに憧れ、木の器製作を仕事にしようとした思い、転職から職業としての活動に至るまでの取り組みや様々な方との出会い、そして現在の思いなどを約4800字程度の文章を写真と共に綴らせていただきました。
メジャーな出版物ではありませんので、一般の書店では残念ながら販売されていませんが、アマゾンからのネット購入が可能です。
あうん社 手のひらの宇宙BOOKs第47号 「農とクラフトな活き方・食と農と里山Vol.6」平野隆彰 編著
1冊 税込み1540円
興味がありましたらお読みいただけますと幸いです。

購入希望の方がいらっしゃいましたら、アマゾンのこちらのリンクからご購入いただけます。

2026年 素のかたち4人展終了しました

2026年2月7日より15日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」さんにて開催されておりました「素のかたち 4人展」が、終了いたしました。
陶芸家の杉本和明さん、陶芸・木工家の島本契司さん、陶芸家の笹部充恵さん、木の器の田中陽三の4人による展示会でしたが、それぞれの素材を生かした個性豊かな作品を多くの方に楽しんでいただけたようです。
期間中は、沢山のお客様にお出でいただき、無事4人展を終了させていただくことができました。
私としましても在廊期間中は、沢山のお客様と出会い、異素材の作家の皆さんと沢山お話をさせていただき、今後の作品作りへの活力となりました。
お出でいただいた皆様、ギャラリーのオーナー様、スタッフの方、ご一緒いただいた作家の方々には心よりお礼申し上げます。

2026年2月16日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ