山の日より

昨日は、2022年の山の日で祝日でしたが、工房で仕事をしていました。
私が、地域の社会人山岳会に所属して、登山に熱中していた若いころは、山の日と言うのは無かったのですが、お盆の前後は、ほとんど山にいる生活でした。
サラリーマン生活をしながら、年間60日ぐらいは、山に行っていたと思います。
夏山、冬山、岩登りと、ほとんど若いころのエネルギーの発散場所が、山登りだったのだと思います。そしていろんな山の本を読んでいました。
山登りに熱中する、個性的で、独特の価値観を持った不思議な人たちが、面白くて、そんな人たちと一緒にいることが楽しかったのだと思います。会社での将来性より、ヒマラヤ登山が重要と、長期休暇を取ってヒマラヤ遠征に行く人。ネパールのカトマンズに宿屋を作ると言って、脱サラして行った人など。今ではそう珍しくはないかもしれませんが、こうした人たちから、いろいろ影響を受けたことは間違いないと思います。
私も年齢とともに、山から遠ざかり、山や自然とともに暮らすことにあこがれを感じ、50歳前半で脱サラし、今に至っています。
最近は、恥ずかしながらほとんど山には行っていませんが、一応、今の自然素材を使ったもの作りの生活は、登山の延長線上ということと位置付けて、山の日も休みなく仕事をする日々です。