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鍛冶師さんの麦茶
工房にやって来られる隣町の鍛冶師さんから、自家製の麦茶をいただきました。
鍛冶師さんは、いつも私の工房にやって来て、コーヒー飲みながら他愛のない話をして帰られるだけで、刃物の購入を勧めるようなことは一切されないし、その気も全くない。
鍛冶職人としては、玉鋼の原料となる砂鉄を川から採取し、日本古来の製鉄法のタタラによって玉鋼を作り出して刃物を作ると言う凄い鍛冶職人さん。
同じ隣町で家具作りをされている著名な木工家の方をして、それまでのカンナとは次元の違う切れ味に驚いたとされる刃物を作られる方。
麦茶は、自身で麦を脱穀して、焙烙で炒って作られたとのこと。
飲むと、市販の麦茶では感じることの無かった、麦そのもの風味がとても爽やかな味わいで、雑味の無い非常に美味しい麦茶でした。
鍛冶師さんの旺盛な好奇心と探求心には、いつもながら脱帽です。

雑誌 住む 掲載から5年
ちょうど5年前の今頃、雑誌 住む66号に工房えらむの建物を紹介した記事を、掲載していただきました。
工房の建物は、ローコストを追求してお願いした建築家の方が、家屋の解体会社から廃材を貰い受け、集まった廃材を基に設計を行うと言うやり方で、大工さんに依頼せず、建築家の方と私が3年半かけてことこつと手作りしたものです。
そんな建物が面白いと9ページに渡り掲載いただいたのですが、写真家の方が撮られた沢山の写真とともに、建築家の方との対談文、編集長さんの依頼で私の書いた「工房えらむの四季」と言う文章と、私の撮った工房周辺の写真も掲載いただきました。また思いがけず、工房えらむの建物内部の写真が雑誌の表紙を飾ることにもなりました。
掲載から5年が経ちましたが、いろいろな方に工房を見ていただき関心を寄せていただきました。
とある老舗のフレンチレストランのシェフが、工房の建物に興味をもっていただき、とても気に入った土地を手に入れたので、ここに工房えらむの建物をコンセプトにしたようなレストランを新規オープンしたいと、たびたび工房を訪ねていただきました。
どのようなレストランが出来上がるのか、とても楽しみにしています。



オニグルミの実
工房の敷地に植えたオニグルミの実が大きくなりました。
このオニグルミは、親しい木工家のK君が、岐阜の高山で木工修行していた頃に、鉢植えで育てていたものが大きくなって、私の工房に移植されたもの。
今は、高さは6メートルほどに成長して、毎年たくさん実を実を付けるようになりました。
初めて付けたオニグルミの実は、和歌山県で独立した木工家のK君のもとへ送りました。その実もK君の工房の敷地で大きな木に成長しているそうな。
こんなささやかな循環がとても楽しい。
最近、器やトレイの製作のための素材としてオニグルミの木をよく使っています。
工房の敷地のオニグルミの木を材料として生かすまでには至りませんが、素材として使用する木の成長過程を、日々見届けながら製作することは、木を単なる素材として扱うだけでなく、命ある素材を大切に生かすことへの思いを感じます。


うつわと道具と喫茶室ころはOpen
以前、神戸市垂水区にあって、器の販売や展示会をさせていただいた、「うつわと道具と喫茶室ころは」が、兵庫県三木市に移転して、本日プレオープンしましたので、行ってきました。
オーナー夫妻には、神戸市からのお店の移転に際して、候補地探しの相談を受けていて、ほんのちょっぴりですが、物件探しのお手伝いさせていただいたこともあって、この度の新しいお店のオープンには、思い入れもあり、楽しみにしていました。
お店は、私の工房からは車で15分足らずで行ける、三木市の郊外の田園地帯にあり、江戸時代に建てられたと思われる、大きな古民家を改装されています。
のどかな田園地帯のロケーションを背景に、ゆったりとした広い店内で、作家ものの器や雑貨選びが楽しめます。
カフェのスペースもあり、コーヒーなどを飲みながらくつろぐこともできます。プレオープン中は、カフェ利用のみですが、グランドオープンされた際は、神戸のお店では評判の、スパイスカレーなどの食事などもできる予定です。
とても寛げるところなので、機会がありましたらお立ち寄りください。
うつわと道具と喫茶室ころは
兵庫県三木市口吉川町大島55


夏めくクラフト展終了のご報告
