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「工房えらむ」の日々

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2023年 明けましておめでとうございます。

2023年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は、多くの方のお世話になりありがとうございました。
これまで続けてこられたのは、皆様の方のおかげと感謝しています。
まだコロナ禍の脅威は続いていますが、私たちの作るものや工房活動を通じて、少しでも暮らしに潤いを感じていただければと思います。
今年も小さな林の工房で、自然と寄り添いながら、気負わずじっくりと作品作りに取り組んでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(写真は、私のコレクションの古い菓子木型です。)

2023年1月1日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2022年の大晦日

工房えらむも2022年の大晦日を迎えました。
相変わらずの製作スピードの遅さ、技術の無さ故、納品に時間がかかるなど、順調な作品作りには程遠い一年でした。
とりわけ今年は、仕事の疲れの蓄積なのか、歳のせいなのか、肩こり、首こりに悩まされ、思うように作品作りの出来なかった1年でもありました。
来年は体を労わりながら、皆さんに楽しんでいただける質の高い作品作りに重点を置いて、活動して行きたいと思います。
工房での大晦日の締めくくりは、新年への思いを込めて、自分で作ったしめ縄を飾りました。
藁は実家の田んぼから、ウラジロや松やナンテン、マンリョウ、竹など、すべて近くの雑木林などからの頂きもの。
自然からの頂き物で仕事をさせていただいていることに感謝して、その思いをしめ縄に込めて、新年を迎えたいと思います。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
皆様に心より感謝申し上げます。

 

2022年12月31日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

三段入れ子箱を作る

ご注文をいただいて、栗の木を彫って、三段の入れ子箱を作りました。
今年最後の納品で、最も製作に苦労したものでした。
一番外側の箱が21㎝角で深さ6.5㎝、次の真ん中の箱が19㎝角で深さ5.5㎝、一番内側の箱が17㎝角で、深さ4.5㎝の三段の入れ子。それに23㎝角の蓋がついています。
一般的な箱モノは、板を組み合わせて作られるものが多いですが、私の作品は刳りものとして製作していますので、すべて、板を彫り抜いて製作しています。
一番大きな箱は、深さが6.5㎝ありますので、なかなか彫るのに苦労しました。
すべて黒く拭き漆塗りで仕上げています。
蓋の部分も、深さが2.5㎝ありますので、お盆や器としても使えるようにしています。
組み合わせは、自在でいろいろな使い方ができて、コンパクトに収納できるのが入れ子箱の魅力だと思います。
お届けまで1年近くお待たせしてしまったのですが、先日、納品させていただいたお客様から嬉しいメールをいただき、苦労が報われた思いです。
今年最後の製作、納品をとても気持ち良く締めくくりさせていただくことができました。ありがとうございました。

2022年12月28日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栃の木のお椀

栃の木のお椀の製作です。
高さ約7センチ、口径約14センチの少し大ぶりなもの。
手彫りで、ゆったりとした雰囲気のお椀にしています。
手彫りと言っても、純粋に手鑿のみですべて彫り上げたものではありません。
ドリルで下穴を開けたり、グラインダー等で削ったりしてかたち作っています。
木工ろくろを使っていないと言うことに過ぎないのですが、いろいろな手道具や機械を使いながらも、できるだけ手の感覚を反映させながら、器を作っていると言うことです。
仕上げは、撥水セラミック塗装です。
お椀のように、水分のある熱いものを入れることの多い器を。木のナチュラルカラーで仕上げる場合は、ウレタン塗装やガラスコーティングなどがよく使われますが、木の自然な風合いを生かしながら、丈夫で熱に強く、匂い移りを防いでくれる、食品に安全なセラミック塗装が最適と考えています。

2022年12月22日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

硯箱を作る

お寺の住職さんからのご依頼で、硯箱を作らせていただきました。
大切にされている硯に、ぴったりに収まるサイズの硯箱を希望されていて、私の作風で表現した箱を作らせていただきました。
硯箱の下の箱部分を栗の木で、蓋の部分を栃の木で作り、拭き漆塗りで仕上げています。
蓋は、栃の木の少し表情のある杢目を生かして、拭き漆塗りで仕上げていますが、思いがけず、森の木立のような表情が出てきました。
原石をそのまま生かして加工して作られた硯の表情を、受け入れてくれているような雰囲気になったような気がします。
オーダーいただく方の思いを受け止めて作る一点ものは、作っていてやはり楽しい気がします。
昨日、オーダーいただいたお寺へ、出来上がった硯箱をお届けさせていただきましたが、住職さんには気に入っていただけて良かったです。

2022年12月17日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ