一か所目は、駒場の日本民芸館。もう30年ぶりぐらいの訪問となります。
この度の企画展は、「民芸 無作為の美」深沢直人が心を打たれたものたち。
二か所目は、六本木の国立新美術館で開催中の第99回 国展(国画会展)。
工芸部門などを中心に見てきました。
どちらも民芸的な自然や生活の中から生まれてきた、美しさ、親しさ、愛おしさなどを表現してきた様々な作品の数々。
自身の作品作りの上で、学ぶべきところが非常にたくさんありました。




2025年5月1日から15日まで、東京表参道にあります、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて個展をさせていただきます。
会場となるお店は、選び抜かれた日本茶やコーヒーと日本酒を楽しんでいただける、雑貨店併設の洗練されたお店で、外国人観光客の方が多く利用されています。
昨年訪問させていただきましたが、日本の繊細な工芸品や生活用品を展示・販売され、リラックスできる環境で飲み物などを味わっていただくことができる素敵なところです。
オープンなお店ですので、気軽に展示会のみの見学、購入していただけます。
写真の作品は、栗の木と栃の木を彫って漆塗りで仕上げた箱です。
私は、5月1日(木)に在廊予定です。
よろしければ会場へお立ち寄りください。
期間 2025年5月1日(木)~15日(木)11:00~19:00
会場 Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店 東京都渋谷区神宮前4丁目9−1
栗の木と栃の木で円形の箱を作りました。
箱は、直径12㎝の円形で、深さは4㎝です。
箱の器の部分は、栗の木を刳り抜いて、蓋の部分は、栃の木の杢目の美しいところを使っています。
丸い箱ですが、木工ろくろは使用せず、手で彫って作っています。
手で彫った微妙なゆがみや、ゆらぎに緩やかな気分を感じてもらえるといいなと思います。
漆塗りで仕上げています。
料理を入れても、ちょっとした小物入れとしても、使い方は自由です。
いくつかの種類を作っています。
5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。
2025年の4月12日、今年も工房のミツバツツジが満開となりました。
開花の遅くなった工房の桜の花がまだ残っていて、今年もミツバツツジの花と同時に見ることができました。
ミツバツツジは、工房の土地に最初から自生しているもので、工房に贈られた花束のようでとても気に入っています。
暖かい日が続き、やっと春らしくなってきました。
季節の花を愛でながら、季節の移ろいを感じられることは、とても嬉しいことです。
栗の木を彫って作った、木の抹茶茶碗の漆塗りが終わり、出来上がりました。
栗の木の杢目を生かしながら、渋い雰囲気を出すために、少し黒めに拭き漆塗りで仕上げました。
見込みの部分は、手彫りの跡に抹茶が残らないようにするためと、茶筅で漆が剥げやすくなるので、溜め漆塗りで仕上げています。
溜め漆塗りで透けて見える、見込みの杢目も味わいがあって良い雰囲気になったと思います。
これから季節は暖かくなり、野点をされたり、アウトドアでお茶を楽しんだりされる方も多くなるのではないかと思います。
木の抹茶茶碗は軽くて壊れにくいことから、持ち運びがしやすいので、気軽にお使いいただければと思います。
いくつかのお茶碗は、5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEAR YOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。
2025年4月6日、工房の桜が満開になりました。
青空に映える満開の桜は、本当に美しいです。
自然と寄り添いながら暮らしたと、脱サラして始めた木の器作りですが、季節の移ろいを肌で感じながら暮らす日々は、この上なく楽しい。
栗の木と栃の木でだ円の箱を作りました。
縦17㎝、横12㎝、箱の深さは4センチ。
箱の器の部分は、栗の木を刳り抜いて、蓋の部分は、栃の木の杢目の美しいところを使っています。
漆塗りで仕上げています。
料理を入れても、小さなお弁当箱としても、ちょっとした小物入れとしても、使い方は自由です。
いくつかの種類を作っています。
5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。
2025年3月31日、工房の敷地に植えた吉野桜が咲き始めました。
ここ数日の寒さで、桜の開花も遅れるものと思っていましたが、昨年の開花も3月31日で同じでした。
暑くなったり、寒くなったり、なんともつかみどころのない最近の季節ですが、桜の開花で正式な春の訪れとしたいところです。
「コウボウノサクラサク。」もうこんな電報を送る人は、ほとんどいないと思いますが、希望がかなった!夢が実現した!と言えるような仕事をしたいものです。