お客様の作品

予てより、木の器作りに興味をもたれて、私のワークショップにご参加いただいたりしているお客様より、自身でも木の器を作ってみたので、一度見ていただきたいと工房に持参されました。
お持ちいただいた作品は、ご自宅の建設用に使われた建材の端材とのことでしたが、上質な杉材や高野槙などを丁寧に彫られた作品でした。
初めて作られた器とのことでしたが、どの器も思い入れを持って真摯に制作された印象の器で、とても好感の持てる器でした。
器についてのアドバイスを求められましたが、正直なところ私自身は、ほとんど正確な木工技術を身に着けないまま、独学で始めた木の器製作なので、技術的なアドバイスなどはできない身の上です。
私自身も1980年代の半ば頃、ホームセンターで買ってきた建材を、版画用の彫刻刀で彫って、おつまみ入れを作ったのが、そもそもの木の器作りのスタートでした。そんな思いから、私の作品作りの背景に近いものを感じます。
良い作品を作っていくには、しっかりした木工技術を習得していかれることは何よりですが、私が経験して得てきたことなどを、少しでもプラスになればと話させていただきました。
また、次の作品ができたら、よければ見てくださいとのことで、次は、どんな作品を見せていただけるのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年8月3日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

久しぶりの工房ワークショップ

久しぶりに工房でのワークショップをさせていただきました。
ウイルス感染の拡大回避に対応して、しばらくワークショップの受付をお休みしておりましたが、7月後半より、工房でのワークショップを再開しておりましたところ、木の器の大好きなお母さんと、小学4年生の息子さんとのお二人での参加申し込みをいただきました。
ワークショップに際しましては、換気に配慮し、マスク着用、消毒液常備にて実施しました。
クルミの木でのマイスプーンづくりと、6角形の小皿を作りを楽しみました。
小学4年生の息子さんは、最初は少し危なっかしいところもありましたが、道具の使い方にも慣れてもらって、なんとか無事作品を完成することができました。
木を彫る、削ると言う、木と触れ合うささやかな体験ですが、木の質感を感じ、木を加工することの難しさ、面白さを体感してもらえたことは、これからの木とのかかわりを、少し深く感じていただけるようになるのではないかと思います。
久しぶりのワークショップでしたが、最後にスプーン作りは楽しかったと言ってもらえて、とても嬉しく思いました。
ご参加いただきました、お二人にお礼申し上げます。

急須 ポット展のオンライン展継続中

7月13日より東京銀座のACギャラリーさんで開催のグループ展「急須 ポット展」は、23日を持ちまして終了いたしました。
東京エリアでの新型コロナウイルスの感染者が、増加傾向にある状況ではありましたが、沢山の方に会場に足を運んでいただけたようで、本当にありがたく思います。
当初は、自身も会場に出向いて、少しだけでも在廊をしようと考えておりましたが、感染拡大の状況により見送らせていただくことにしました。
会場に足を運んでいただき、作品を購入いただいた方、SNSつながりで遠くからお出でいただいた方など、直接お礼を申し上げることができず、申し訳なく思います。
この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました
なお、ACギャラリーさんでは、同展示会のオンライン展は、8月13日まで継続しております。
同展示会の出品者によるネット販売は継続しておりますので、よろしければご覧ください。
オンライン展→click

ACギャラリー 東京都中央区銀座5-5-9 岡崎ビル4F

伊藤 成二
西川 聡
竹田 精一郎
山田 勇太朗
田中 陽三

2020年7月29日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

蓋物の器を彫る

久しぶりに、蓋物の器を彫りました。
クルミの木で、11センチ角と20センチ角の器。
クルミの厚板を二つに割って、同じ木で蓋と胴を作って、ある程度杢目が続くようにしています。
蓋の縁は、トリマーなどで加工しますが、フリーハンド的に彫っていますので、蓋と胴がぴったりはまるようにするのに苦労します。
蓋が、ぴったりはまる時が、やはり快感ですが、彫りすぎると蓋が緩くなって、緊張感のない蓋物になってしまうと、魅力がなくなります。
食品衛生上問題の無いウレタンオイルで仕上げますので、水分のあるものも問題なく使用でき、匂い移りもありませんので、多用途に使えるようにします。

木の器 蓋物

2020年7月24日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

急須 ポット展の開場時間の短縮のお知らせ

7月13日より東京銀座のACギャラリーさんで開催のグループ展「急須 ポット展」に出展させていただいておりますが、ギャラリーの開場時間が20日より11:30~18:30に短縮されました。
陶芸家4名の方のお茶にまつわる道具としての急須とポットをメインに、私はお茶にまつわる木製品としての各種のお盆、茶托、茶匙、片口などを出品させていただいておりますが、東京エリアでの新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にあることに対応して、ギャラリーの開場時間を短縮されることになりました。
ギャラリーの方も、充分配慮して展示対応していただいているようですが、やむを得ない対応と思います。展示会は、23日まで開催されています。
写真のお盆は、今回の展示会にで出展販売している栗の木のお盆です。よろしければ会場にてご覧ください。
なお、ACギャラリーさんでは、同展示会のオンライン展(8月13日まで)による販売も同時開催しておりますので、会場へ直接出向くことが難しい方は、ぜひご利用ください。
オンライン展→click

会場 ACギャラリー 東京都中央区銀座5-5-9 岡崎ビル4F
期間 2020年7月13日(月)~7月23日(木) 11:30~18:30 最終日は16:00まで

出展者
伊藤 成二
西川 聡
竹田 精一郎
山田 勇太朗
田中 陽三

栗のお盆栗のお盆

急須 ポット展 始まりました

本日、7月13日より東京銀座のACギャラリーさんで開催のグループ展「急須 ポット展」が始まりました。
陶芸家4名の方のお茶にまつわる道具としての急須とポットをメインに、私はお茶にまつわる木製品としての各種のお盆、茶托、茶匙、片口などを出品しています。
陶芸作品を出品される陶芸家の方も、皆さん実力派の方ばかりで、とても使いやすい素晴らしい作品を出展されています。
新型コロナウイルスの感染拡大で、まだ不穏な状況が続いていますが、ギャラリーの方も、充分配慮して展示対応していただいているようです。
期間中、私は在廊していませんが、東京の銀座5丁目にあるとても立地の良いギャラリーですので、お近くの方がいらっしゃいましたら、ご高覧ください。

なお、ACギャラリーさんでは、同展示会のオンライン展(8月13日まで)による販売も同時開催しておりますので、会場へ直接出向くことが難しい方は、ぜひご利用ください。
オンライン展→click

会場 ACギャラリー 東京都中央区銀座5-5-9 岡崎ビル4F
期間 2020年7月13日(月)~7月23日(木) 11:00~19:00 最終日は16:00まで

出展者
伊藤 成二
西川 聡
竹田 精一郎
山田 勇太朗
田中 陽三

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年7月13日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

光ファイバーアートに挑戦

アメリカ人の光ファイバーアーティストの方と8月下旬に合同の展示会をさせていただくことになり、私も光ファイバーアート作品作りに挑戦しました。
光ファイバーアーティストのLee Wainwrightさんは、私の中学校時代の同級生のパートナーで、アメリカで光ファイバーアートに初めて取り組まれた方。有名シンガーなどのコスチュームもデザイン演出されている凄い方です。
縁あって、同級生のコーディネートにより、Leeさんの光ファイバーアートとコラボするかたちで、Leeさんの友人のアメリカ人ポップアーティストと、もうひとりの同級生の一級建具技能士との5人で創り上げるちょっと異色な展示会。
私もLeeさんから光ファイバーアートの手ほどきを受け、木と光ファイバーを組み合わせることをテーマに作品作りに取り組みました。
何分初めてのこともあって、失敗や苦労もしましたが、なんとか作り上げた作品を、Leeさんのもとへ持参して、見てもらったところ、ご夫婦共々これは美しい!よく作った!とすごく喜んでくれました。
おだてられて、2作目、3作目に挑戦しようかと。まあ、日々の木の器作りとまったく違うものを作ることも、刺激になって、こんな機会も得難くいいかと思います。
この不思議な5人の合同作品展は、はたしてどのようになるのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャバラの車

私の古くからの木工友達で「木の家具工房 林工亘」を営んでいる神吉臣人さんが作った、玩具の車。
神吉さんは、岐阜の高山で木工技術を習得し、現在は、和歌山県の北山村の廃校の校舎を工房に活動しています。
写真の車は、北山村の特産品で、ジャバラと言う柑橘系のくだものの剪定した枝を車体として利用して作ったもの。彼の個展に展示されていたもので、しっかりしたデザイン家具の中に会って、ちょっと異色な存在でしたが、自然の木の曲がり具合を生かした、なんともシンプルでありながら、思わず手にしてみたくなる逸品でした。
持ってみたジャバラの木は、とても硬質で、しっかりしており、樹皮も簡単にはがれる感じもなく、自然の木の良さと、しっかり握って遊びたくなる感じがとても気に入り、思わず買ってしまいました。
一見単純そうな自然木の車ですが、曲がったいびつな枝に、4つの車輪を同じ高さにかつ垂直に取り付けるのは、私には出来そうにないなと感じました。

2020年7月3日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

欅しのぎ鉢

欅の木で、しのぎ鉢を作りました。
長く木を彫っていると、恥ずかしながらだんだん彫る力が弱くなってきて、堅い木はどうしても敬遠がちになります。
木工ろくろを使わないので、鉢ものを彫るとなると、どうしても栗の木などの彫りやすい木を使いたくなります。しかしながら、鉢を彫る上では、欅の木のような緻密で硬質な木は魅力的な木です。
今回は、しのぎの有る鉢を作ってみたかったので、欅を選択しました。
彫るのは大変ですが、やはり彫り上がりは、しっかりとした杢目と硬質な欅の木の良さが感じられます。しのぎを入れても、しのぎの山の部分が欠けたりせず、緊張感のあるしのぎを刻むことができました。
フリーハンドで彫った鉢の縁のラインに、しのぎの縦のラインが、面白い雰囲気を作ってくれたように思います。
欅の木に、生漆でそのまま拭き漆をすると、赤っぽい色が強くなるので、私の好みとして、漆に少し煤を混ぜて、少し黒っぽい色で仕上げました。

木のしのぎ鉢

2020年6月30日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

きれいな杢目のお盆

きれいな杢目の栗の板がありましたので、お盆を彫りました。
最近は、薄目のお盆を彫ることが多くて、経年使用によるお盆の反りを考慮して、柾目の板を使うことが多くなっていました。柾目の板は、それなりに美しさはあるのですが、やはり杢目が単調で、少し物足りなさも感じます。
今回は、細かいきれいな杢目の板目の板があったので、少し厚めのお盆を彫りました。
おかげで、彫ると細かい複雑な杢目が、美しい景色を作ってくれました。
彫り上がったお盆は、柾目の板にはない、味わいのある雰囲気のお盆になりました。どちらかと言えば、杢目に助けられて味のあるお盆になったような感じです。
もっとお盆の造形的な部分で、美しい杢目をさらに生かせるようなお盆作りができるようにならなければと感じるところです。

栗の木のお盆

2020年6月27日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ