アセビの花の季節

工房の建物のすぐそばに自生している、アセビの木の花が満開です。
アセビは、馬酔木と書き、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされているそうです。
有毒成分を含む木ですが、花はとても可憐で、白いすずらんのような花をたくさん付けて、早春の寒空のもと、花の少ない季節に、目を楽しませてくれます。
昨年は、あまり咲かなかった印象があり、話題にすることもなかったのですが、今年はたくさん元気に咲いてくれました。
野生の木々は人間以上に敏感に、気候の変動などを感じ取っているのだろうかと思います。
小さな小さな工房の雑木林ですが、いろいろな種類の木が自生していて、アセビの花から始まって、四季折々咲く木々の花を愛でるのが、工房でのささやかな楽しみです。

2021年2月24日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

薪ストーブ頼みの日々

今日は、本州南岸を通過する低気圧により、早朝から雪模様。工房もうっすら雪景色となりましたが、お昼前にはすべて消えてしましました。
昨今の北陸や信越、東北にかけての豪雪状況には、驚かされるとともに、豪雪被害がひどくならないことを祈りたいものです。
これまでこんな豪雪は、経験したことがないと、皆さん言われているようですが、やはり近年の地球温暖化による海水温度の上昇がもたらす豪雪のようです。地球温暖化による被害は、冬にも顕著に表れるようになってきたようで、世界が、早急にかつ真剣に対応しなければならない時期に来ているようです。
最近の朝の冷え込みは厳しく、朝の工房の室温はマイナス1~2度の日々で、薪ストーブなしでは到底仕事のできる状態ではありません。朝、薪ストーブに火を入れて、部屋と体がおもむろに暖たまるまで、ほとんど仕事をする気になれず、ずるずると時間の浪費と思いながらも、薪ストーブにかじりついています。
時々ストーブで焼き芋をしたり、料理の鍋を載せたりしながら、薪ストーブ頼みの冬のひと時を楽しんでいます。

2021年1月12日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2021年 新年明けましておめでとうございます。

2021年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変多くの方にお世話になり、ありがとうございました。
今年も小さな林の工房で、自然と寄り添いながら、気負わずじっくりと作品作りに取り組んでいきたいと思います。
今年は、初めての海外での国際交流の展示会へ作品を出品の予定など、少しづつ展示会の予定などもいただいています。
相変わらずのコロナ禍で迎えることになった新年ですが、私たちの作るものや工房活動を通じて、少しでも暮らしに潤いを感じていただき、また、ものづくりの楽しさを共有していくことができればと思います。
今年もいろいろな角度から工房えらむの作品を提案させていただき、多くの方とともに活動を楽しんでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

鉢は、栃拭き漆だ円鉢

2020年の大晦日

工房は、2020年の大晦日を迎えました。
昨夜の寒波で、兵庫県北部は大雪警報が発令されましたが、工房はうっすらの雪景色となりました。
今年は、コロナ禍のもと、かつて経験したことのない活動のしにくい一年でしたが、それでも何とか大勢の方に支えられ、無事一年を終えることができました。
とりわけ今年は、初めてのギャラリーやショップのオーナーさんから、展示会のお声がけをいただき、展示会を中心とした活動をさせていただきました。
おかげで、いろいろなお客様や作家の方との出会いもあり、こうした方とのつながりの中で、改めてご注文をいただいたり、ワークショップにご参加いただいたりと、コロナ禍の中でありながら、活動させていただけたことは、本当に多くの方の支えがあってのことと感謝に堪えません。
相変わらずの制作スピードの遅さから、納品やご注文に際しましては、ご迷惑をおかけしていますが、遅いながらもなんとか良いものをお届けできるよう、来年も頑張って行きたいと思います。
この一年、皆さまには本当にお世話になりありがとうございました。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2020年12月31日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

メジロとヒヨドリ

工房のまわりの小さな雑木林にもいろいろな野鳥がやって来ます。
木々が葉を落とした、冬場は野鳥観察の格好の季節。
あまり人を恐れないメジロは、工房の目の前の灌木にミカンの切れ端を置いてやると、すぐに食べにやって来ます。
ほとんどの野鳥は、足繁く飛び回って、真近でじっとしている姿をみることはなかなかできないのですが、美味しそうにミカンを唾むメジロの姿を見ていると、ほのぼのとした気分になります。
しかし、そのミカンを狙ってやって来るのが、ヒヨドリで、メジロの3倍ぐらいの体で、メジロを追っ払って、巨体にものを言わせて、あっという間にミカンを食いちぎってしまいます。
ヒヨドリも同じ野鳥とは言え、メジロのほのぼの感はなく、申し訳ないが、ヒヨドリがやって来ると追っ払うと言う作業が伴い、仕事に集中できないことに。
そこで、最近は、針金でミカンを枝から吊るしてやることにしたところ、体の大きなヒヨドリは、そのミカンにつかまって食べる姿勢が取れず、メジロだけが食することができると言うことを発見。
以来、このスタイルで、ヒヨドリを追っ払う作業から解放されて、仕事に集中することができました。
工房では、1週間ほど前からウグイスも鳴いています。
野鳥と戯れながら、季節の移ろいを楽しんで仕事をしています。

 

 

 

2020年2月15日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

工房の野鳥 コゲラ

小さな小さな林に囲まれた工房ですが、この季節沢山の野鳥の姿を見ることができます。
四季を通じて野鳥の姿を見かけるのですが、木々が葉を落とした冬の時期は野鳥を見るのに適しています。
いつも仕事をしている作業場の正面に大きなコナラの木があるのですが、仕事をしていると、時折シジュウカラのにぎやかな鳴き声が聞こえてきます。ほどなく小刻みに木をつつく音が聞こえてきます。木をつついているのは、コゲラ。いわゆるキツツキの仲間です。
沢山の忙しなく飛び回るシジュウカラの中で、コゲラの数は数匹。虫の居そうな幹をつついて移動します。
いつもシジュウカラの群れに交じってやって来るのが不思議だなと思って調べてみると、偶然ではなく、混群と言う野鳥の習性だそうです。
特定の異種の野鳥が一緒に群れを作って移動することで、敵対する野鳥の発見がしやすくなったり、身を守りやすくなったりするそうで、小さな鳥たちが生きるための独特の習性のようです。
忙しなく飛び回っていた混群の野鳥たちは、10~15分ぐらいすると、どこかへ移動して行ってしまいます。
工房の小さな林の中にも、野鳥たちのささやかな営みを垣間見ることができるのが、微笑ましく、楽しいひと時でもあります。

 

 

 

 

 

 

2020年1月18日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2019年の大晦日

工房えらむの2019年の大晦日を迎えました。
木の器制作に関しては、あれこれいっぱいやりたいことがありましたが、相変わらず制作スピードの遅さ、技術の無さ故、オーダーをいただくと納期などに追われる一年でした。
今年は、思いがけず、旅館で使用される食器の一部を作らせていただく、ご注文をいただき、打合せからサンプル制作、納品までほぼ半年近い仕事となりました。
その間、個別にお客様から、早い時期にオーダー品のご注文をいただいていたにもかかわらず、お届けが年越しになってしまい、申し訳なく思っております。
来年は、できる限り自身の持ち味を引き出した作品や新作を、見ていただけるようにもしていきたいと思います。
毎年恒例の、新年への思いを込めて、工房に自分で作ったしめ縄を飾りました。
藁は実家の田んぼから、ウラジロや松やナンテン、竹など、すべて近くの雑木林などからの頂きもの。
私たちは、木や綿や絹など自然からの頂き物で仕事をさせていただいていることに感謝して、その思いをしめ縄に込めて、新年を迎えたいと思います。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
みなさんに感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

晩秋の夜空の競演

最近は、夕暮れの光景がとても美しくて、工房横の畑から夕景を見るのが楽しみになっています。
最近、日没と同時に、南西の低い空にひときわ輝く明るい星が気になっていました。
ネットで最近の星の情報を見ると、南西の空に金星と木星が輝いているとのこと。そしてこの時期、月と金星と木星が一直線に並んで見えるとのことで、今日は天候も良く、夕暮れの空を写真に収めることができました。
夕焼けのオレンジ色の空の向こうに、細い三日月が現れ、ほどなく右下に明るい金星、さらにその下に木星が並んで見え始めます。
この時間の空の色の移り変わりは、とてもドラマチックでなんとも美しいものです。世の中には美しいものはいっぱいありますが、地球の表情ほど美しいものはないなと、つくづく感じます。
しばらく見ていると、暗闇とともに月の左上にも星が現れます。これは土星だそうですが、写真に写し込むことが難しいので、ブログの写真にはありませんが、一直線に並ぶ月と星々の競演は、仕事の疲れを忘れさせてくれる、この時期のささやかな楽しみです。

 

 

 

 

 

2019年 薪ストーブの本稼働

今日は、工房の薪ストーブに火を入れました。
先日から煙突掃除をしたりして、薪ストーブの準備をしていましたが、この時期としては、比較的寒さも穏やかで、薪ストーブに火を入れていなかったのですが、今日は日差しもなく、寒さも強くなったことから、薪ストーブの本稼働となりました。
荒壁だけの工房は隙間だらけで、冬を乗り切るには、薪ストーブは必需品です。
昨年は、仕事がちょっと忙しかったこともあって、ほとんど薪の貯えが出来ないまま、冬を迎えてしまい、工房の端材でしのいでいましたが、それもすぐ尽きてしまい、知り合いに薪を分けてもらうと言う、情けないありさまでした。
今年は、知り合いの紹介で、造園屋さんから、伐採して処分予定の樹木を沢山もらい受け、薪にすることにしました。太く長いままの伐採樹木なので、細かく切って割る必要があるのですが、それもなかなか時間がなく、ストーブにくべることができる適当な薪をほとんど準備できない状態で、今日に至ってしまいました。
結局、わずかな端材でしばらくしのがなければならないと言う、懲りない状態です。
しばらくは、工房から出る端材と、同じ市内で木工をしているふじい製作所さんからもらい受けた端材が、頼みの綱です。

 

 

 

 

 

 

 

2019年11月22日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

工房からの秋の夕景

秋の深まりとともに、工房周辺から見る夕景がとても鮮やかになりました。
工房の横の畑のある所は、少し高台にあることと、ほど良く雑木林が点在しているせいか、夕日が沈んで闇に包まれるまでのしばらくは、しばし見惚れる日々です。
何も特別な風景ではありませんが、秋の夕日が静かに地平に消えて行ってからの数分間の色や風景は、自然ほど美しいものはないと感じさせてくれる至福の時間です。

 

 

 

2019年11月8日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ