木の一輪挿しを作りました。
日頃は、木の器を中心に製作していますが、秋の企画展などに向けて、少し趣の違ったものとして、一輪挿しを作りました。
あまり手を入れずに、端材などをそのままに、木の塊のようなかたちを生かしながら作っています。
木の質感を引き出しながら、耐水性を持たせるために、拭き漆塗りで仕上げていますが、水を入れる部分には、念入りに漆塗りを施しています。
野花に、木の単純なフォルムとの組み合わせが、自然の植物同士が相まって、野趣を感じさせる表情になればと言う思いで製作しています。
実際に花を生けた写真を撮り忘れたのが、残念です。