井上有一さんの本をいただきました

先日、井上有一さんの「湘南の墨跡」という本をいただきました。
本をくださったのは、最近すぐご近所に引っ越してこられた、彫刻家のSさん。
アメリカ、ニューヨークで30年間、彫刻家として活動してこられ、最近活動拠点を日本に移され、ご近所に引っ越してこられました。
先日、私の工房でアート作品の模型用の木材加工をされた時に、残っていた材をご自宅にお持ちしたところ、ご自宅に招き入れてくださり、作品集を見せていただいたり、いろいろなアート活動の話をしていた際に、井上有一さんの本を見せていただきました。
本は、故 井上有一氏の書と画の作品集。その魅力的な書と画にすっかり魅せられていたところ、Sさんから2冊あるので1冊あげましょうと、いただきました。
本は大好きなので、本をいただくのはこの上なく嬉しく感じます。
そして持ち帰ってあらためて本を読んで、井上有一氏の作品と人柄に益々惚れ込んでしまいました。

DSC04660

 

 

 

 

 

 

2016年3月25日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

「しあわせごはん」に行ってきました

先日、友達の女性が昨年末に始めた「しあわせごはん」に行ってきました。
JR神戸駅の北側、湊川神社の西側にある、静かな街の一角に開いたごはんカフェ。
木をたくさん使った小さな店内に、品の良いしつらい。
靴を脱いで上がるというのが、自然にオンとオフを切り替えてくれるのがいい。
ひとりでお店をすべてやっているので、厨房から目の行き届く範囲に、椅子とテーブルを配置して、波動スピーカーから流れるきれいな音のBGMが心地いい。
ごはんカフェと言う言い方が適当なのかどうかわかりませんが、食事は家庭料理の昼食が一日10食のみで、あとはカフェタイム。
自分のできる範囲のことを、気負わずおこなう「しあわせごはん」は、訪れる人だれもが自然にくつろげるところでした。

しあわせごはんフェイスブック

DSC04622DSC04618DSC04609DSC04621

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年3月22日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

宮内知子さんの木工作品展

今日は、朝から大阪~神戸と駆け巡る一日。
まず、一番目に訪れたのは、高島屋大阪店での「宮内知子の木工作品展」。
宮内知子さんと初めて出会ったのは、確か2003年の朝日現代クラフト展の表彰式のセレモニー会場。
入賞者の表彰式が終わって、立食パーティーの時、たまたまそばに居た人に声をかけ、木工の話などをしたのが、宮内さんでした。
当時は、お互いコンペでは入選でしたが、宮内さんはその後、同クラフト展で優秀賞を受賞され、他のクラフト展でも入賞されるなど、素晴らしい作品を製作されています。
宮内さんの独特の感性と、ものすごく手間のかかった木工作は、年を追うごとに楽しく豊かなものになって、本やショップなどいろいろな場面で見かけるようになり、お会いしたいと思いながら、なかなかお会いする機会がなく、ほとんど13年ぶりの再会でした。
実際に作品を見て、いろいろ情報交換させていただいて、いい時間を過ごさせていただきました。

高島屋大阪店を後にして、その後は、大阪心斎橋のギャラリーで個展をされている、親しくしていただいている陶芸家の馬川晴美さんとお会いして、作品を見て神戸へ。
神戸では、三宮のさんちかホールで開催中の「飛騨の工房家具展と兵庫クラフトの手仕事展」へ、素晴らしい木工家具作品を見て、兵庫のクラフト手仕事に出展されている、親しい作家お二人とお会いして、その後は、かつての同僚が始めた、ごはんカフェへ開店祝いを届けに行って、最後は、先日の西宮市のギャラリーでの3人展でオーダーいただいた作品をお客様のもとへお届けして、あわただしくも充実した一日が終わりました。

img001img002

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年3月17日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

我谷盆風のお盆を彫る

我谷盆(わがたぼん)と呼ばれる、大変美しいお盆がありますが、それに倣って我谷盆風のお盆を彫ってみました。
我谷盆は、石川県の旧 我谷村(わがたにむら)で、江戸時代初期以来、生活具として作られた木地盆で、材は主として栗を用いられ、のみで縁まわりをくりだし、底には丸のみの平行線を刻み付けているところが特色のお盆と言われています。素朴ななかにも、凛とした力強さと美しさの感じられる、大変魅力的なお盆です。
最近は、器の側面に鎬(しのぎ)と呼ばれる細かい彫り跡を残した、器の製作が面白くなって、鎬の器を製作することが増えたことから、お盆の底の面に直線的な彫り跡を刻んだ我谷盆と通じるところがあって、今回、栗の木で何枚か彫ってみました。
我谷盆は、意匠的に彫り跡をつけたというより、生活用具として効率的に製作する過程でできた鑿跡が、そのまま残されて、それが自然な美しさと力強さを、醸し出していると言えるのではないかと思います。
私の彫ったお盆は、どちらかと言うと、意匠的に彫り跡をつけたようなもので、我谷盆というには、ほど遠いものなので、我谷盆風のお盆としました。
もっと研鑽を積んで、我谷盆の魅力に近づけるお盆を彫れるようになりたいものです。

栗の木のお盆

 

 

 

 

 

 

2016年3月15日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

秋岡芳夫さんの本をいただきました

知り合いの木工家の方から、本をいただきました。
伝統工芸展にも出展されている木漆芸家の方から、本の整理をしているので、この本をあげましょうと、秋岡芳夫さんの本を3冊いただきました。
私が、以前に秋岡芳夫さんの本に出会ったことで、とても影響を受け、木工を本格的に始めるきっかけのひとつになったことをお話したことを覚えていただいていたようです。
たぶんもう絶版になっていると思われる故秋岡芳夫さんの本を、私に贈っていただいたことは、本当に嬉しく思いました。
それもすべて器と漆に関する本。
なんだか、しっかり器づくりをやって行きなさいと激励されているような気がします。
工業デザイナーだった故 秋岡芳夫さんは、器などの生活用品には、人の体に合った大きさがあることを常々力説されていました。
この本で、自身の製作する器が、とかく見栄などに意識がいきがちな点を、今一度見直していきたいと思います。

DSC04292

 

 

 

 

 

 

 

画家の方との三人展「gift:自然の声」終了しました

コンピューターシステムの不具合により、ブログ等の更新が出来なくなっておりました。
ご心配をおかけいたしました。

2016年2月26日から3月2日まで、兵庫県西宮市の「ギャラリー甲風画苑」で開催しておりました画家の方との三人展、「gift:自然の声」が終了しました。
画家の上原由起子さん、日本在住のアメリカ人画家、アラン・ミラーさんと私、木の器の田中陽三の三人での展示会でしたが、会期の6日間、終日ほとんどお客様の途切れることがなく、本当にたくさんの方にお越しいただきました。
画家の方との初めての展示会でしたが、本当にたくさんの方にお会いし、作品を見ていただくことができ、楽しい時間を過ごさせていただきました。
お越しいただいた皆様、最後の撤収作業まで手伝っていただいた方々、三人展を素敵に演出してくださったコピーライターご夫妻、キャプション制作から会場設営まで親切に対応してくださったギャラリーの方々、そして画家の上原さん、アランさん、みなさん本当にありがとうございました。

DSC04476DSC04449DSC04532DSC04541

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年3月5日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

黒文字楊枝作りワークショップ

2月の工房Openに際しましては、たくさんの方にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。
初日2月20日は、雨天にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただき、遠方からお出でいただいた方もおられたのに、皆さんとゆっくりお話もできず申し訳ありませんでした。
ホームページやフェイスブックで、工房Open期間中、天然木の黒文字楊枝作りのワークショップを、ご希望があればやりますとご案内させていただいたところ、さっそくご希望の方に来ていただき、今年初めての、黒文字楊枝作りのワークショップを行いました。
今年採取した、クロモジの木を鉈で割るとことから始め、今回はお客様のご希望のサイズにカットして、少し長めのものを作られました。クロモジの木を小刀で要領よく削っていただき、自然の風合いを生かしたマイ楊枝が出来上がりきました。
また、ご希望がありましたら工房にてワークショップをさせていただきます。(事前に、携帯電話、お問い合わせメール等にて連絡をお願いします)

クロモジ楊枝ワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

クロモジの木

昨年から、天然木のクロモジの木を使った、黒文字楊枝作りを覚えて楽しんでいます。
楊枝に使う、クロモジの木の採取は、木の水分の吸収が少ない冬場が良いとされているので、クロモジの木のある雑木林に行ってきました。
なんと、今年はもう枝の先に丸い玉のような蕾ができていました。
この冬は、暖冬気味であったせいか、昨年よりかなり早いペースで、蕾ができ、花の準備が進んでいるようです。もう少し早く採取に来ればよかったと思いながら、少しだけ枝をいただいてきました。
クロモジの木は、切ると大変香りの良い木で、楊枝にして和菓子などに添えると、この香りが菓子の味をひきたててくれるような気がします。
黒文字楊枝は、耐久性もあり、繰り返し使用でき、経年の木肌の感じもなかなか味わい深いものがあり、本当にいいものだと思います。

明日2月20日(土)〜22日(月)まで工房ギャラリーをOpenします。
ご希望がありましたら、黒文字楊枝作りのワークショップも行います。
皆さんお気軽にお立ち寄りください。

DSC04346DSC04369

 

 

 

 

 

 

 

2016年2月19日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

5寸丸鉢を彫る

昨年末に、お店の方から冬の鍋料理の取り鉢に使うような木の鉢を作ってほしいと言う依頼をいただいて、納品させていただいた栗の木の5寸丸鉢。
すぐ追加製作の依頼をいただいて彫っています。
5寸径(15cm)と言えば、鍋料理の取り鉢としては、少し大きめかと思いますが、大きな具材も出汁もしっかり取り込め、手に持った時熱くなく、保温性が良いことがいいのかもしれません。
そして器の底も少し平らにして、見込みを広くし、いろいろな料理を盛り付けやすくしています。
このような鉢だと、木工ろくろを使うと効率的に、端正な器ができるかと思いますが、どうも手で彫る方が性に合っているようで、 手で彫って作っています。
手彫り故に、ひとつひとつ微妙に形の違う鉢ですが、この陶芸で言う手びねりの感覚が好きなようです。
彫る際には、あらかじめドリルなどで、下穴を開けておきますが、やはり大半は手彫り作業で、一日数個しかできません。当然写真のものは、一日で彫った訳ではありません。
武骨な鉢ですが、しっかり拭き漆を施して、栗材の趣を生かした、堅牢な扱いやすい木の器にしていきます。

DSC04321

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年2月16日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

第55回 日本クラフト展出品作品

先月、第55回日本クラフト展が終了しました。
私の今年の出品は、桧と栗の木で作ったキャニスター。
桧も漆も抗菌作用があると言われていることから、蓋の部分は無塗装の桧を使用し、容器の部分は水に強い栗材を黒めの拭き漆塗りで仕上げました。
最近は、抗菌作用のあるいろいろな商品がありますが、私は、食品のための自然素材による、優しいキャニスターを提案してみました。
製作は、ルーターなどを使用していませんので、日頃の刳りものの器を作る要領で、あくまで手彫りの少々まったりとした容器になっています。
茶筒のような密閉性はありませんが、食卓にそのまま置いておいても良いような、気軽に使える容器になればと言う思いで製作しました。

DSC03224 (1)

 

 

 

 

 

 

 

2016年2月9日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ