楠の大鉢を彫る

楠(クスノキ)で大きなだ円鉢を彫りました。
厚さ約20センチ、長さ約65センチの大きなもの。
もう20年ぐらい前に買った大きな楠の角材の一部。24センチ角で長さ2メートル近いもの、こんな角材なかなか手に入らないと衝動買いしたものですが、当時はまだ乾燥は十分ではなかったので、一人では持ち上げられず、移動させるだけでも大変でした。その後なかなか出番がなく倉庫の片隅に眠っていたものを引っ張り出してきました。
さすがに20年も経つと十分乾燥して、なんとか一人で動かすことができるまでになりました。
大きな節もあり、杢目もかなり暴れた材ですが、それなりにワイルド感があって、気分の赴くままに、ほとんどフリーハンドで彫りました。
最近は、こまごましたものを作ることが多いので、よく乾いた楠をぐいぐいストレスなく彫っていくのは楽しいものです。
節穴のある鉢ですが、収穫した野菜や果物をワイルドに入れるのも面白いかもしれません。


 

 

 

 

 

 

2017年8月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

大人の工作

夏のお盆の前後には、およそ10年近く幾人かの友人の子供たちが私たちのところへやって来て、夏休みの工作づくりをしていたのですが、さすがに子供たちが大きくなって、工房へやってくる子もいなくなりました。
そんなお盆の日に、せっせと大人の工作をやっています。
 私が参加している、兵庫県小野市のアートを盛り上げようと活動している「アートプランおの」が、8月26日~9月2日に実施するイベント「草原上の造形 40と20枚の板」のプロジェクトの作品作りを始めました。
1×4材(9×183×2㎝)と呼ばれる建材を40枚もしくは20枚使って、10組の参加者がモニュメント、インスタレーション作品を兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」にて公開制作と展示を行うこというものです。
8月26日と27日に現地にて公開制作をする予定ですが、さすがに2日間だけで完成させるのは、難しいので、あらかじめみなさん制作準備に入っています。
私も、お盆休みだからいいかと、仕事を置いておいて、アート作品の制作をしています。
このアート作品は、作っても全く収入にはなりませんが、お金とは関係のない大人の工作は、なぜかとても楽しい時間です。


 

 

 

 

 

 

2017年8月14日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

山の日

今日は山の日。
登山に熱中していたサラリーマン時代だったら、この時期必ず山に行っていたと思うのですが、今日も工房で仕事して、もう久しく山には行っていません。
元々、山登りに熱中したことが高じて、いつか山や自然とともに暮らす生活をしてみたいという思いから、木の器づくりを始めて脱サラし、今日に至っているのですが、恥ずかしながら、肝心の山にはほとんど行っていない日々を送っています。
細々と続いているのは、山や旅の本を読むこと。
山岳会に所属していたころ、山狂いが3人でシェアしていたマンションを訪ねていったところ、その一室がすべて山の本で埋まっていたのに衝撃を受け、登山に熱中するということは、山の本を読まなきゃいけないのだと、妙に思い込んで以来、山の本をむさぼり読むようになりました。
東京の神田の古本屋で段ボール箱ひと箱分の山の本を買って帰ったこともありました。
かつてお盆の時期は、サラリーマンにとって一番長く山に入る時。夏山合宿と称して山浸りの楽しい日々を送っていましたが、本でお茶を濁しているようではだめですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

小野市の好きな風景

工房のことを説明するとき、小野市ってどこにありますか、とよく尋ねられます。それも県外の方ではなくて、兵庫県内の方に。
確かに特別目立ったものもなく、小野市から何かを連想されるものは少ないようです。あまり目立たない、控えめな町ということなのでしょう。
自然が好きでこの地に住んでいるようなところがあるのですが、私の好きな高い山もなく、唯一、工房のあるところとは正反対の小野市の西の端に小野アルプスと呼ばれる山並みがあるのですが、その最高峰にして189メートルという、控えめな自然環境です。
特別なものはないけれど、人と自然がゆったりと関わりながら暮らせる町という感じがします。
工房は、小野市の東の端の少し高い位置にあります。車ですぐ近くの高台から見渡す、北播磨の山々が私のお気に入りの風景です。
特別高い山があるわけではありませんが、小野市の立ち位置を感じながら、遥かに続く兵庫県中部の里山の山並みを飽きずに見ているのが、私はとても好きです。


 

 

 

 

 

 

酒造会社ふく蔵さんでのワークショップ

本日8月5日と明日6日は、兵庫県加西市の酒造会社、ふく蔵さんでワークショップをさせていただきます。
六角形の豆皿を作るワークショップと、子供向けの木の自動車づくりのワークショップを行っています。
本日は、木の器が好きで楽しみにしていましたとおっしゃる方。車の好きな子供さんなどの参加をいただき、みなさん和やかな雰囲気でワークショップを楽しんでいただきました。
8月1日~20日にかけて、ワークショップを担当する、陶芸家の芥川夫妻(渓水窯)、染色家の伊東マサノリさん、イラストレーターの酒井ひさおさん、そして木の器の工房えらむの4作家の作品も期間中は、会場にて展示販売しています。
六角形の豆皿を作るワークショップと、子供向けの木の自動車づくりのワークショップともに随時の参加も受け付けますので、お気軽にご参加ください。
予約でのお申し込みは、直接主催者の「ふく蔵」さんまでご連絡ください。

日時 2017年8月5日(土)、6日(日) 13:00~16:00

会場 ふく蔵 兵庫県加西市三口町1048 TEL 0798-48-2005 ホームページ


 

 

 

 

 

 

漆塗りのしのぎ鉢をつくる

栗の木でシンプルな7寸のしのぎ鉢が出来上がりました。
厚さ5センチで、直径21センチの鉢にしのぎと呼ばれる彫り溝を丸のみで器の側面に彫り込んだ鉢です。
比較的使いやすい大きさと深さを少し意識してつくりました。
鉢には、しっかりと漆を拭き漆塗りをしています。栗の木の杢目を生かしながらも、杢目が目立ち過ぎず、料理が映えるように、少し漆を黒めにして塗っています。
漆塗りをすると、汁物や熱いものなど、どんな料理も盛ることができ、使用後の洗浄も大変楽で、使い勝手も良くなります。
漆には、抗菌作用がありますので、高温多湿のこの時期も多用途に使えるのではないかと思います。

しのぎ鉢 栗の木

 

 

 

 

 

 

2017年7月28日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

六角形の豆皿を作るワークショップ

今年の新年に陶芸家の芥川夫妻(渓水窯)と展示会をさせていただいた、兵庫県加西市の酒造会社、ふく蔵さんでワークショップをさせていただきます。
8月1日~20日にかけて、陶芸家の芥川夫妻(渓水窯)も参加され、染色家、イラストレーターの4作家によるワークショップを行います。
工房えらむは、8月5日と6日に六角形の豆皿を作るワークショップと、子供向けの木の自動車づくりのワークショップを行います。
お申し込みは、直接主催者の「ふく蔵」さんまでご連絡ください。
やさしいワークショップですので、お気軽にご参加ください。

日時 2017年8月5日(土)、6日(日) 13:00~16:00

会場 ふく蔵 兵庫県加西市三口町1048 TEL 0798-48-2005 ホームページ

申込み・問い合わせ 「ふく蔵」まで直接お電話をお願いします。

【六角形の豆皿ワークショップ】
クルミの木を彫ってコースターにもなる六角形の豆皿を作ります。
所要時間1時間30分
2017年8月5日(土)、6日(日)両日とも
13:00~14:30 定員6名
14:30~16:00 定員6名
参加費 2.000円+税(材料代を含む)
クルミ豆皿

 

 

 

 

 

 

【木の自動車づくり】
あらかじめ用意した木の車体に木製のタイヤを取り付け、ナンバープレートやヘッドライトを接着します。ご希望に応じて着色もできます。
所要時間 約10分~
2017年8月5日(土)、6日(日)両日とも
13:00~16:00 の間随時実施
参加費 1.000円+税(材料代を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとり盆を彫る

栗の木で長方形のひとり盆を彫りました。
26センチ×16センチ、厚さ2センチの小さな一人用のお盆です。
漆を塗って仕上げますので、小さなトレイとしても、直接料理やお菓子を盛りつけるお皿としても使っていただけるようにしています。
栗の木を使っていますが、小さなお盆とは言え、反りや歪みが出にくいように、出来るだけ目の積んだ柾目の板を使っています。
このような材料だけを求めようとすると、なかなか難しいので、栗の木に関しては、親しくしていただいている、大阪市西区の栗の木を中心とした老舗の材木店、橘商店さんで購入しています。
吟味された良材は、歩留まりも良く、狂いもなく助かります。
私は、あまり機械を器用に使う方ではないので、ほとんど手彫り中心の作業です。それもほぼ丸のみだけで彫っています。
写真のお盆は、一日ですべて彫った訳ではありません。何日かかったのかは恥ずかしいのでナイショです。

栗の木のお盆栗の木のお盆

 

 

 

 

 

 

2017年7月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

草原上の造形40枚・20枚の板参加者募集

兵庫県小野市のアートを盛り上げようと、彫刻家で代表の井上 直さんが立ち上げられた「アートプランおの」の一員として活動しています。(ちなみに代表の井上 直さんはNHKのEテレの番組「びじゅチューン」でおなじみの井上 涼さんのお父さんです)
昨年実施しました、「草原上の造形 100枚の板」のアートプロジェクトは、1×4材(9×183×2㎝)100枚を使ったアート作品、インスタレーション作品を兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」にて公開制作と展示を行いましたが、今年は板を40枚と20枚に縮小して行うことになり、現在制作参加者を募集しています。作品は4m四方に収まるもの。
板の枚数を少なくして、現地での制作日数を土、日の2日間として、参加していただきやすくしました。
また、ご希望者には事前に材料の板をお渡しして、自宅やグループ等で事前に制作してもらい現地に搬入、組立てしていただくことも可能としました。
現在参加者を10名公募しています。
グループ・個人、プロ・アマは問いません。
制作者には、1×4材20枚又は40枚を支給します。
応募には書類審査がありますので、事前に代表の井上さんへ電話TEL090-2119-7156・0794-63-4402またはメールGangan30※outlook.jp(※は@を入れてください)にて連絡・お問い合わせをお願います。(応募締切りは7月31日)
みなさん応募をお待ちしております。
なお、お問い合わせ等は、工房えらむへ電話いただくか、お問い合わせメールいただいてもけっこうです。

会  場 兵庫県小野市浄谷町「ひまわりの丘公園」
制作期間 2017年 8月26日(土)~7月27日(日)
展示期間 2017年 8月28日(月)~9月2日(土)
撤  収 9月3(日)
参加費 20枚クラス2000円    40枚クラス3000円
(中学生・高校生のみの参加は、参加費は無料)

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年7月11日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

カフェでの木の角皿をつくるワークショップ

2017年7月9日は、いつもワークショップのご依頼をいただいている、兵庫県多可郡多可町にある、お洒落なカフェ・チャッタナの森にて、木の角皿づくりのワークショップを行いました。
梅雨のさなかということもあってか、参加者の方は少し少なくて3名でした。少人数の分、とてもリラックスした雰囲気で、楽しくおしゃべりをしながら、ワークショップを楽しんでいただけたと思います。
普段は、彫りやすさなどを考慮してクルミの木を使うことが多いのですが、今回は、栗の木を使いました。それでも彫りやすさを考慮して細かい柾目の上質な木を用意しました。
皆さんとても熱心に作業をしていただいて、栗の木の良さを生かした味わい深い木の角皿ができあがりました。
仕上げにクルミオイルを塗布して、出来上がったところで、さっそくカフェのおはぎをそれぞれのお皿で、美味しくいただきました。作ったお皿をすぐ使って、出来栄えを確認できるというのは、とてもいいものです。
うっとうし梅雨のさなかのワークショップでしたが、カフェの窓越しにしっとりと濃い緑の木々を背景に楽しいひと時を過ごすことができました。
ご参加いただいた皆様ありがとうござました。