カフェトレイの出来上がりと塗装

先日、幼馴染が工房を訪ねてくれて、 来年の年明けに予定している中学校の同窓会にお出でいただく先生方への記念品を作ってほしいとの依頼を受けて作っていた、カフェトレイが出来上がりました。
栗の柾目の木を彫って作りました。
ひとりサイズにすると少し大きめかなと思いますが、お盆など多用途に使えるものとして、少し大きめに作りました。
塗装については、オイル仕上げとしますが、最近気に入って使っているのが、ウレタン含有の植物性オイル。キャピタルペイント株式会社の NA-6オリオ2と言う食品衛生法適合塗料を塗布する予定です。
塗布してもほとんど塗膜をつくらないので、オイル仕上げのみの場合とほとんど変わらない自然な仕上がりで、ウレタン成分が浸透しているので、栗の木などにできやすい輪染みや、食品の染みなどが付きにくく、匂いもうつらないのでトレイなどには最適です。
洗浄やメンテナンスもし易く、経年で使用すると、オイル仕上げのみと同様に、木の色の変化も楽しむことが出来ます。

栗の木のカフェトレイ

 

 

 

 

 

 

2017年11月27日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

Angersの小さなうつわ市

日頃制作している栗の木の豆皿の漆塗りバージョンを販売していただくことになりました。
クックパッドさんが運営されているアンジェ web shopが、第2回目となるPOP UP SHOP「angersの小さなうつわ市 = お正月の縁起もの =」を開催されます。
販売される豆皿は、梅、木瓜、亀甲、富士山の4種類で朱漆と黒漆の2色です。
2日間限定ですが、実店舗にて、販売していただくことになりました。
WEB企画「お正月特集」と連動し、全国各地の作家さんや窯元から人の集まる年末年始のシーズンに揃えておきたい豆皿などのうつわや縁起ものたちを集めた内容になっています。

2017年11月25日(土)10:00〜19:00
2017年11月26日(日)10:00〜19:00
※当日は現金のみの取り扱いとなります。
※ラッピング不可となりますことをご了承ください。

会場:中目黒 river side gallery 中目黒駅から徒歩2分
住所:東京都目黒区上目黒1-5-10 中目黒マンション1F
※1回目とは異なる会場となります。
※当日連絡先:080−2181−9710(当日営業時間のみ)

小さなうつわ市ホームページ

漆塗り豆皿

 

 

 

 

 

 

 

2017年11月23日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

記念品のカフェトレイをつくる

11月の工房Open日に際しましては、県外のお客様をはじめ、沢山の方に工房へ足を運んでいただきまして、大変ありがとうございました。
その中で、思いがけず幼馴染が工房を訪ねてくれました。
来年の年明けに予定している中学校の同窓会の幹事をしていて、お出でいただく先生方への記念品を作ってほしいとの依頼。
私が同窓会の出欠はがきに、近況として、脱サラして木の器づくりを仕事にしていることを書いたことを見て、幹事会で相談して依頼に来てくれました。
遠方から来られる先生も多いので、あまりかさばらないものがいいとのことで、相談の結果、栗の木でカフェトレイをつくることにしました。
もう残すところ1ケ月少々、さっそく作業にかかりました。
工房の窓から見る木々も色づいて、秋から冬への移ろいを感じます。
もうかなりのご年配になられた先生方に、ゆったりとお茶のひと時を楽しんでいただけると嬉しいなと思います。
大変ありがたい依頼に感謝です。

木のカフェトレイ木のカフェトレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年11月22日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

入れ子の角鉢をつくる

栗の木を彫って入れ子の角鉢をつくりました。
厚さ3.5センチ、4.5センチ、5.5センチの角鉢3個がすっぽりと収まる入れ子鉢です。
入れ子にすると収納がかさばらず、漆塗りにしますので、用途に応じていろいろな場面で使えるので便利です。
丸い入れ子の器は比較的あるので、手で彫ることをメインにしているので、角鉢にしましたが、1セット作るのに3個彫らなければならないので、なかなか時間がかかります。
拭き漆塗りで仕上げ、阪急百貨店うめだ本店 10階 SOUQ暮らしのアトリエにて販売中です。
写真は、木地の状態のもので、漆塗り前のものです。

入れ子の木の角鉢

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐい吞みをつくる

年末やお正月がが近づくと、よく制作させていただくのがぐい吞み。
栗やけやきの木を手で彫って作ります。
厚みと口径を決めたらほとんどフリーハンド彫っていきます。
フリーハンドと言うのは、制約がなくて気軽に彫れそうなのですが、一発勝負みたいなところがあって、なかなか思いを反映できなくて難しいところがあります。
うまく出来ないこともあれば、思いがけずいい感じになることもあり、そこがフリーハンドの面白さかもしれません。
現状は、納期の関係上すでに予定数のぐい吞みは彫り上げて、漆塗り作業中のものから、すでに納品して販売中のものもあります。
納品済みのものは、阪急百貨店うめだ本店 10階 SOUQ暮らしのアトリエにて販売中です。
木のぐい吞みで、年末年始のひと時を、楽しんでいただければ嬉しいなと思います。

木のぐい吞み

 

 

 

 

 

 

2017年11月10日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

お正月用の豆皿づくり

年末が近づくと、お正月用の作品の依頼をいただくことがあります。
今回は、これまで作ってきた栗材の豆皿の漆塗りバージョンです。
少し華やいだ食卓コーディネート用に朱色と黒色の漆を塗った豆皿を作ります。
まずは木地となる豆皿の彫り作業から。
現状は、納期の関係上すでに予定数の豆皿は彫り上げて、漆塗り作業に入っています。
小さな豆皿をたくさん漆塗りをしていく日々が続くのは、思いのほか疲れる作業です。
また、色漆を使うので、発色にもかなり気を使います。
それでも、これまで作っていたオイル仕上げの豆皿とは、またちがう趣の豆皿ができましたので、皆さんに楽しんでいただければ嬉しいなと思います。

木の豆皿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年11月8日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

三木金物まつり2017に行ってきました

工房の隣町の兵庫県三木市で開催された第31回三木金物まつり2017に行ってきました。
会場は、工房から車で20分ほどのところにあり、三木金物まつりは、三木市の大工・木工道具のほとんどのメーカー、鍛冶屋さんが出店しています。
必要な道具を見つけることができ、日頃より少し安く購入できる機会として、木工仕事をしている者にとっては大変ありがたいイベントです。
木工をしている者にとって、良い道具に出会うことは、いい作品作りをして行く上で、とても重要なことだと思います。
もうこのイベントには10年以上毎年行って必要な道具は、ほぼそろっているので、よほどの掘り出し物でもない限り、あまり買うこともなくなってしまって、ほとんど消耗品のようなものを買っている状況です。
手彫り中心の私にとって、ちょっと薄刃の鑿を作っておられるお気に入りの鑿鍛冶さんのブースに立ち寄って、道具の話を少ししたら欲しいと思っていた彫刻刀を1本買ってしまった。
あんたが、今年のおまつりの最初のお客さんやなどと言われて、一緒におられた奥さんと喜んでもらえたら、ちょっと嬉しくなって、こんな鍛冶屋さんと身近に仕事のできる環境にることを幸せに感じます。
良い道具は美しく、いつまで見ていても飽きないものです。

 

 

 

 

 

 

 

東京にて作品展をめぐる

所用で東京へ出かけました。
少し時間があったので、以前からぜひ見てみたいと思っていた陶芸と漆作家の方の作品展を見てきました。
ひとつは東京都港区虎ノ門にある菊池寛実記念 智美術館で開催されている、八木一夫と清水九兵衛 「陶芸と彫刻のあいだで」の展示会。
早い時代から前衛的な陶芸作品を世に送り出してきた走泥社の中心的な存在として活動してこられた八木一夫氏と、同時期に陶芸と彫刻の間に新たな領域を見出してこられた清水九兵衛氏の今は亡きおふたりの陶芸作品展。
おふたりの高く堅実な陶芸技術の下、その可能性と多様な表現を追求された作品は、どれも味わい深く豊かな作品に感じて、いつまでも見ていたい作品展でした。
ふたつめの展示会は、伊勢丹新宿で開催されている菱田賢治 個展「陶と漆」。
菱田賢治さんは、伊豆に工房を構えておられる漆芸家・陶胎漆器作家の方。
陶芸の良さ、漆芸の良さをそれぞれ織り交ぜて表現された、大変豊かな味わい深い作品ばかりで、俗な表現ですが、どの作品を見てもかっこいいな、と感じてしまうものばかりでした。
とてもいい作品に出合うことができました。この感動をなんとか自身の作品作りに生かしていくことができればいいのですが。

 

 

 

 

 

 

 

2017年10月29日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

漆芸家 江藤雄造作品展

私の作品の多くは漆塗りの作品が中心です。しかしながら漆塗りそのものはほとんど独学でやっているので、技法も表現方法も限られていることから、今年の春から漆芸家の江藤雄造先生の下で漆塗りを習うことにしました。
独学でやってきた私にとっては、本格的な漆塗り技法はすべてが初体験のようなもので、ほとんど基本の基を学んでいるレベルですが、毎回目からうろこのような新鮮な体験とその難しさに苦労しています。
今日は、漆芸家の江藤雄造先生の漆・金継ぎの個展を姫路市の三木美術館へ見に行ってきました。
蒔絵や螺鈿、乾漆、籃胎漆器など多岐にわたる高度な技法の作品。
オリジナル作品より美しく見えてくる金継ぎの作品。金継ぎの中に蒔絵や螺鈿が施してあったり、わずかに残った貴重な陶片をもとに完品の状態に復元した作品など、金継ぎの高度で奥の深い作品も素晴らしいものでした。
そして漆をもっと身近なものに感じてもらう作品として、床に置いた漆作品の上を歩いてもらえるようにしたり、漆で染めた紙の蝶を来場者が会場に張って会場を演出していくなど、ほとんど体験したことのない漆作品の個展でもありました。
伝統的なものから現代的なアート作品まで、幅広い作品と漆の可能性や新たな表現方法に、本当に感動する作品展でした。
機会がありましたらご覧いただけましたらと思います。

三木美術館  2017年11月19日まで(火曜日休館)10:00~18:00
兵庫県姫路市本町241番地


 

 

 

 

 

 

 

 

2017年10月19日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

いろいろなお盆を彫る

ほとんど同じ時期に2つのお店から、いろいろなお盆の注文をいただきました。
それぞれ大きさや形、用途の違うお盆ですが、日頃制作しているものと言うことで、栗材で厚みが20ミリ、拭き漆塗り仕上げと言う点は同じです。
やっと全部彫れたので、いろいろなお盆を並べてみると、何となくおもしろく感じます。
漆塗りの色合いも、それぞれ微妙に変えていく予定です。
木地が彫り上がると嬉しくて写真を撮っているのですが、漆が塗り上がるとほっとして、納品の方に気が行ってしまって、完成品の写真を撮るのをすぐ忘れてしまう日々です。
後日のブログには、出来上がりをうまく紹介できればいいのですが。

 

 

 

 

 

2017年10月13日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ